CONTRIBUTOR

Ralph Jennings

台湾とアジア地域に関するあまり知られていない話題をカバー

U.C. Berkeleyを卒業した1988年以降、ニュースレポーターとして主要ニュースのほとんどをカバー。日本のメディアである共同通信社では中国共産党の幹部について人民大会堂で取材した経験もある。2006年から台北に拠点をおき、台湾の会社や経済トレンドを取材。2010年までロイター通信で難題を抱える中台関係を集中的に取材した。最近では、中国のハイテク産業の動向を追い、中国をとりまく周辺アジア諸国へと取材範囲が広がっている。

  • 台湾TSMCが過去最高の決算、アップルからの半導体受注増加で

    台湾のTSMCが10月15日発表した2020年7~9月期決算は、売上高が前年同期比22%増の3564億台湾ドル(約1兆3千億円)、純利益は同36%増の1373億台湾ドル(約5000億円)で、いずれも四半期ベースで過去最高となった。世界最大の半導体ファウンドリー(受託生産企業)であるTSMCの利益はこ ...

  • 台湾フォックスコンがEV事業を拡大、「iPhone依存」低減へ

    アップルのiPhoneの組み立てを受託し、世界最大の電子機器の受託製造メーカーとして知られる「フォックスコン」は、EV(電気自動車)市場の成長に伴い、今後の生産を活発化させるため台湾の自動車大手と提携すると発表した。フォックスコンは9月末、「国巨(ヤゲオ)」グループとの提携をアナウンスした。この提携 ...

  • 台湾政府がアリババの「タオバオ台湾」に中国と断絶を要求

    台湾の当局が中国企業に対する圧力を強めている──。台湾政府は8月24日、Eコマースサイト「タオバオ台湾」に対し、6カ月以内に中国企業として登録をし直すか、同社の経営権を中国のアリババグループから剥奪するよう求めた。台湾政府の経済部は、タオバオ台湾で収集された個人データが中国政府に送られることを懸念し ...

  • 「脱中国」の台湾フォックスコン、中国国外での製造が3割に

    アップルのiPhoneの組み立てを担う台湾のフォックスコン(鴻海精密工業)は、中国とその他の諸国のサプライチェーンの分断を計画中だ。アナリストらは、フォックスコンがこれにより米中の貿易戦争から生じる関税の引き上げを回避し、製造コストを維持できると考えている。ブルームバーグの報道によるとフォックスコン ...

  • ベトナムの「国産スマホと自動車」で拡大目指すVingroupの野望

    ベトナムの著名ビリオネアが率いるコングロマリット「ビングループ(Vingroup)」は、昨年末から大手小売チェーンの支配権を手放し、自動車製造やスマートフォン関連への注力を進めてきたが、今年上半期の利益は60%の減少となった。ビングループの広報担当者は8月4日、2020年上半期の税引き後利益が583 ...

  • コロナ追い風の台湾PCメーカーAcer、純利益が前年同期比3倍に

    世界5位のPCメーカーである台湾本拠のエイサー(Acer)は、リモートワークやオンライン学習向けの需要の高まりを受けて売上を伸ばしている。エイサーは8月5日、2020年第2半期決算を発表し、純利益は12億台湾ドル(約43億円)で前年同期比2.9倍に増加した。「当社は世界のリモートワークやオンライン学 ...

  • コロナで巨額損失、中国ワンダが米ホテル事業を300億円で売却

    中国の不動産分野のコングロマリット「ワンダグループ(大連万達集団)」を率いる王健林は、負債の削減のため海外資産の売却を進めている。ワンダグループ傘下の「ワンダ・ホテル・ディベロップメント(万達酒店発展)」は米国シカゴで建設中のホテル、ビスタタワーの株式の90%を2億7000万ドル(約300億円)で、 ...

  • 「コロナ封じ込め成功」の台湾、2020年は1.77%の経済成長予測

    台湾経済は新型コロナウイルスの感染拡大の封じ込めと、政府の経済刺激策によって、2020年に前年比1.77%増の成長を達成する見通しだ。現地の大手シンクタンクが、直近のレポートで明らかにした。台湾のシンクタンクの中華経済研究院(CIER)は7月22日、2300万人が暮らす台湾はパンデミックの恐怖を遠ざ ...

  • 東南アジア企業初の「5G対応スマホ」、ベトナムで発売へ

    ベトナムのコングロマリット「ビングループ(Vingroup)」傘下の企業が7月6日、東南アジア企業初の5G通信対応スマートフォンを開発したと宣言した。同社は、ベトナム製のスマホを世界に売り込もうとしている。ビングループ傘下の「ビンスマート(VinSmart Research & Manufa ...

  • 脱「組み立て工場」狙うフォックスコン、5GやAIの研究を強化

    台湾のフォックスコンは6月22日、独自のリサーチセンターを立ち上げ5G通信やAI(人工知能)、サイバーセキュリティなどの新たなテクノロジーの開発を進めていくと宣言した。フォックスコンはiPhoneの組み立てを受託する企業として知られるが、近年は事業の多様化に注力している。同社の昨年の売上約1800億 ...

  • スマホ市場で再起目指す台湾HTC、初の「5G端末」発売へ

    台湾のスマートフォンメーカー「HTC」は6月16日、5G対応のハイスペック端末をiPhoneを下回る価格で発売すると宣言した。創業23年のHTCは台北で開催されたイベントで、同社初の5G対応機種の「U20 5G」とミドルレンジ帯モデルの「Desire 20 Pro」を発表した。U20 5Gは6.8イ ...

  • iPhoneのレンズ製造を担う台湾企業「ラーガン」の業績見通し

    スマートフォンのカメラレンズのサプライヤーとして知られるのが台湾の「ラーガン・プレシジョン(大立光)」だ。同社の5月の売上は、コロナ危機による需要の低下で17%の下落となった。5月のラーガンの売上は前年同期比23%マイナスの約1億3000万ドル(約140億円)だった。同社は3月に売上を伸ばしたが、4 ...

  • シャオミとOPPOが台湾のスマホ市場でシェア急拡大の理由

    台湾人の多くは、ファッションは日本製品、車は欧州製品に憧れを頂いているが、電子機器に関しては自国製品に誇りを持っている。それは、同国が長年に渡り高品質なハードウェアを製造してきたからだ。一方で台湾の主権を主張する中国で作られた製品に対しては低品質なイメージが強く、人気は低い。しかし、中国の大手スマホ ...

  • 「ベトナム製電気自動車」が米国進出へ、11月にLAで展示予定

    ベトナムのコングロマリットである「ビングループ(Vingroup)」傘下の自動車メーカーが、首都ハノイでEV(電気自動車)のテストを実施し、来年の米国市場への進出に備えている。ビングループは不動産からホテル・リゾート開発、遊園地事業、スマートフォンの製造及び販売などの多角的事業を展開しており、EVの ...

  • 観光業再開のベトナムで注目、「水中ツアー」が楽しめる潜水艦

    ベトナムのホーチミン市に本拠を置くコングロマリットの「ビングループ(Vingroup)」は先日、フロリダ本拠のトリトン・サブマリンから観光用の潜水艦を購入した。同社はこの潜水艦を観光客向けのアトラクションとして活用する計画だ。DeepView 24という名前のこの潜水艦は最大24人が乗船可能で、南シ ...

  • コロナ時代の「会議」を革新する台湾HTCのVRプラットフォーム

    新型コロナウイルスの世界的流行は、企業向けオンライン会議ソフトの需要を高めることにつながった。そんな中、台湾のスマホメーカーとして知られる「HTC」は、VR(仮想現実)を活用したヴァーチャル会議システムを売り込もうとしている。会議の参加者は、自身のアバターを仮想現実空間に送り込み、VRヘッドセットを ...

  • コロナ後の需要見据えるフォックスコン、中国の青島に新工場

    アップルのiPhoneの組み立てを受託する台湾のフォックスコン(鴻海精密工業)は近年、中国以外の国々に製造拠点を移す動きを進めてきたが、新たに中国の山東省の青島市に工場を開設しようとしている。フォックスコンは中国政府からの資金援助を受け、青島市に半導体のテスト工場を開設すると、台湾メディアが報道した ...

  • PCメーカー「Acer」が予想外の売上急回復、3月は2月の倍に

    世界5位のPCメーカーとして知られる台湾の「Acer(エイサー)」は今年2月、新型コロナウイルスの感染拡大により中国の工場を停止させ、月あたりの売上は前年同期比22.4%マイナスの3億7380万ドル(約400億円)だった。中国から始まったパンデミックは、欧州や北米に拡大し、世界経済に甚大なダメージを ...

  • フォックスコンの中国工場が再起動、「コロナ以降」へ前進

    台湾のフォックスコンは3月29日、中国の工場で働く従業員数らが生産ラインに復帰し、新型コロナウイルスの感染拡大によって低下した生産キャパシティが回復しつつあると述べた。中国では外出制限の解除も進んでおり、国内向けの需要にも回復の兆しがみられるという。しかし、西側諸国は依然として感染拡大への対処に苦し ...

  • YouTube共同創業者、1億ドルを台湾のスタートアップに出資へ

    ユーチューブの共同創業者が台湾のスタートアップ支援に向けて1億ドル(約108億円)以上のファンドを立ち上げ、若手起業家らの海外進出を加速させようとしている。台湾生まれのスティーブ・チェン(陳士駿)は2005年に、ペイパル時代の同僚のチャド・ハーリーやジョード・カリムと共にユーチューブを設立し、CTO ...