CONTRIBUTOR

Enrique Dans

I study technology disruption in individuals, companies and societies.

I am Professor of Information Systems at IE Business School in Madrid (Spain). I graduated with a B.Sc. from Universidade de Santiago de Compostela, then got my MBA at Instituto de Empresa (Madrid, Spain), my Ph.D. in Management Information Systems from the Anderson School at UCLA, and conducted postdoctoral studies at Harvard Business School. My research interests are related to the impact of disruption and technology at three levels of analysis: individuals, organizations, and the society as a whole. I’ve been teaching and consulting in the technology field since 1990. Besides that, I am a frequent contributor and columnist in business and economic newspapers and magazines, I participate in different technology startups, and I write on a daily basis since 2003 in my page in Spanish, enriquedans.com, one of the most popular technology blogs in Spanish, and in English on Medium.

  • フェイスブックのヘイト連鎖、広告ボイコットで断ち切れるか?

    米国の複数の人権団体が、大企業に対してフェイスブックへの広告掲出を7月の1カ月間にわたり完全にボイコットするよう呼び掛ける運動「#StopHateForProfit(営利の憎悪を止めよ)」を立ち上げた。フェイスブックが自社サイト上のヘイトスピーチ(憎悪表現)削除を拒んでいることに抗議するもので、英国 ...

  • 破壊が迫る自動車業界、迫られる対応の必要性

    テスラの電気自動車(EV)「モデル3」は、米カリフォルニア州で今年の第1四半期に全カテゴリーを通じて最も売れた車となった。データを公表したカリフォルニア新車ディーラー協会はおそらく、一番人気の車がディーラーを通さずに売られている状況に落胆していることだろう。端的に言えば、テスラの功績はEVをライバル ...

  • ロボットがニュース記事執筆 ジャーナリズムの避けられない現実に

    英紙ガーディアンによると、マイクロソフトはMSNニュース記事の執筆に携わっていた27人のジャーナリストを解雇し、記事執筆業務をPAメディアに委託して機械学習のアルゴリズムで置き換えた。ジャーナリズムは、自動化の影響を受けない職業のように思える。しかしMSNニュースなどのニュースポータルの多くは、通信 ...

  • 将来の夢はユーチューバー 「注意の経済」が生んだ幻想

    世界中の若者の間で人気を集めている中国発の動画投稿アプリ「TikTok」は、「大きくなったらユーチューバーになりたい」という幻想を作った他の動画プラットフォームと同じく、こうした幻想を生み出しつつある。TikTokでは、コンテンツを作るのを楽しむことはできても、それを金儲けにつなげることはできない。 ...

  • アマゾンが映画館事業に進出? AMC買収のメリットとは

    今月上旬、新型コロナウイルス流行に伴うロックダウン(都市封鎖)により大きな打撃を受けている世界最大の映画館チェーンAMCがアマゾンへの身売り交渉をしているとの情報が報じられると、AMC株は30%上昇した。現時点で49億ドル(約5300億円)の負債を抱えるAMCの経営状態は以前から疑問視されており、破 ...

  • ビデオ会議はもううんざり! 使いすぎに要注意

    新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)が始まってからわずか数週間で、実に多くの人たちが公私両方でのビデオ会議の使用に慣れたことは驚きだ。数週間で驚くほど多くの人が、それまで聞いたこともなかったような無数のアプリケーションをインストールし、デジタル世代のレベルで使いこなせるようになっている。 ...

  • パンデミック後の世界、再生可能エネルギーが唯一の道に

    英誌エコノミストの風刺漫画家KALは先日、現状をうまく表現した漫画を掲載した。世界と新型コロナウイルスをボクサーにたとえたもので、両者がリング上で「初回ラウンド」に臨み格闘する中、すぐそばにはズボンに「気候変動」と書かれた巨体ボクサーが控えている。人類の新型ウイルスとの戦いは前哨戦にすぎず、次には気 ...

  • 「パンデミック後の都市交通」を世界の各都市が模索

    世界各地の都市では、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するためのロックダウン(都市封鎖)が続々と解除されるか、まもなく解除されようとしている。そんななか、イタリア国内でもっとも大気汚染のひどい都市ミラノは2020年4月21日、都心部での自動車利用を減らすための意欲的な計画を発表した。市民を守るため、 ...

  • コロナ流行でキャッシュレス加速 高まるテック大手の存在感

    ITニュースサイトのTechCrunch(テッククランチ)は、グーグルが開発中のデビットカード「グーグル・カード」の画像を入手した。これはバーチャルカードと現物のカードを兼ねた商品で、銀行各社と提携して立ち上げられる見通し。1年ほど前に発行が開始されたアップル・カードと非常に似たサービスだ。グーグル ...

  • ビデオ会議ソフトを2つ持つマイクロソフト、コロナで一躍優位に

    ロックダウン(都市封鎖)下の生活で必要不可欠なサービスとなったアマゾンに続き、マイクロソフトも新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)から大きな恩恵を得ている。世界中の人々が外出できない状態にある中、同社が2011年に買収したネット電話・チャット・ビデオ会議サービス「スカイプ」を毎日使う人は ...

  • 急務となる都市の作り替え それには生活習慣の変化が必要に

    都市を自動車中心ではなく人中心のものに作り替えるための都市再開発を求める声が、日に日に高まっている。慢性的な渋滞が続き、呼吸器疾患により数百万人が犠牲になり、多くの場所では100年前よりも移動に時間がかかっている現在の状況は、現在の都市モデルの持続不可能性を証明している。現モデルでは、各家庭に少なく ...

  • テクノロジーの悪影響をめぐるうそ 唱える人が減らないのはなぜか

    皆さんは、次のような意見を何度耳にしたことがあるだろうか? 「炭素排出量を減らそうという意見がここぞとばかりに叫ばれている割に、大量の電力を消費するデータセンターで運用されるアプリを誰もが使っているじゃないか」最近の調査では、主にテクノロジー業界の効率性向上努力により、データセンターの電力消費量は比 ...

  • コロナ流行、同じ方法で気候問題に対処したらどうなる?

    エール大学のオンラインマガジンに、「As Investors and Insurers Back Away, the Economics of Coal Turn Toxic(投資家や保険会社が撤退する中、有害化する石炭経済)」と題した興味深い記事が掲載された。記事では、最も汚染度の高い化石燃料であ ...

  • コロナウイルス流行、リモートワークの真価問う好機に

    コロナウイルス流行の余波は世界経済にも波及し、多くの企業の業績に悪影響を与えている。これは、中国でとられた感染防止策が自分の住む国や地域でも導入された場合に自社の事業がどのような影響を受けるかを試す好機になるかもしれない。実際、コロナウイルス流行は既に史上最大の「在宅勤務実験」の機会となっている。第 ...

  • 米警察組織にも訪れるデジタル変革の波

    デジタル変革について教鞭をとる私は、学生に対しては紙のノートとペンを持ってミーティングに出るのは最新技術のポテンシャルを最大限に生かしていない行為だと長年にわたり注意し続けてきた。そんな私が感銘を受けた記事がこのたび、ニューヨーク・タイムズ紙に掲載された。「Why the N.Y.P.D. drop ...

  • アップルに破壊されたスイスの時計業界

    市場調査会社ストラテジー・アナリティクスの報告書によると、昨年のApple Watchの販売数は、すべてのスイス製腕時計の販売数よりも多かった。Apple Watchの販売数は3070万個で、前年の2250万個から36%増加。それに対し、スイス製腕時計全体の販売数は前年比13%減の2110万個ほどだ ...

  • 正念場を迎える自動車業界 EVへの移行に各社が奮闘

    テスラは株価の急上昇により、時価総額が1000億ドル(約11兆円)に到達した初の米自動車メーカーとなった。これはフォードとゼネラル・モーターズ(GM)の時価総額を合わせた額に相当し、フォルクスワーゲン(VW)を抜いてトヨタ自動車に次ぐ世界2位となっている。一方、公道に決して出ることのないコンセプトカ ...

  • オランダの気候変動訴訟、世界の環境活動の手本に

    オランダの最高裁判所は先月、政府に対し、温室効果ガスの排出量を1990年比で25%削減するよう命じる判決を下した。国の政府に対して気候変動に対する即時行動を求める判決としては、かつてないほど厳しいものだ。この訴訟は環境団体のウルヘンダ財団(Urgenda Foundation)が2013年に起こした ...

  • 時代の急激な変容が迫る「仕事の意味」再考の必要性

    私が新著『Viviendo en el futuro(未来に生きる)』で取り上げたトピックのひとつに、急激に変わりゆく仕事の性質がある。私たちが1世紀にわたって慣れ親しんできた職業の多くが、向こうわずか数年で機械に取って代わられようとしている。例えばスーパーマーケットのレジ係は間もなく、自動車工場の ...

  • 『ブレードランナー』の予言は本当に外れたのか?

    不朽の名作『ブレードランナー』として映画化されたフィリップ・K・ディック著『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』の舞台となった2019年が終わりを迎えた今、同作で描かれた通りに自動車が空を飛び回っていないからといって、この作品の予言した未来を否定することは間違っている。フェイスブックとツイッターは昨 ...