Simon Moore

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Follow @simonwmoore on Twitter. Simon is Chief Investment Officer at Moola, and author of Digital Wealth (2015) and Strategic Project Portfolio Management (2009).

  • 選挙直前の数日は上昇市場に? 歴史的傾向と2020年の特殊性

    2020年の米大統領選挙について、金融市場は「不確実性の高まる時期」と見ているが、これはよく理解できる。2020年は、政治状況はもちろん、経済的にも不確実性が高まっていたからだ。しかし意外かもしれないが、歴史的にみると、選挙直前の数日間には市場にポジティブなトレンドが見られることがこれまでの研究でわ ...

  • 2020年の市場暴落を分析、危機下での好調銘柄に共通した特徴

    2020年1月22日、ユナイテッド航空は企業としてはいち早く、投資家向け電話会議において、新型コロナウイルスがもたらす潜在的リスクについて言及した。それからわずか7週間後の3月中旬には、ほぼすべての企業がそれを話題にしていた。米国の株式市場は3月12日、史上最も急激な下落に見舞われた。ダウ平均株価は ...

  • 人間と機械、どちらの株式投資アドバイスがより的確なのか?

    フィンテックを利用した投資の総額は、2018年時点で500億ドルを超え、テクノロジー主体の金融サービスは爆発的に増加している。しかし、効果のほどはどうだろう? 経験豊富な投資アナリストとアルゴリズムでは、どちらが優良株の選定にすぐれているのだろう? この疑問に、インディアナ大学の研究チームが挑んだ。 ...

  • 米国の政府債務は制御不能に陥るか

    米国で追加の景気刺激策をめぐる議論が続くなか、景気刺激のための支出を妨げる要因がひとつある。政府債務の高水準だ。多くの議員たちが、過剰な債務の懸念を抑えるため、次なる景気刺激策の規模を1兆ドルに制限すべきだと考えている。格付け会社のフィッチ(Fitch)はつい先日、今後数年間にわたって政府債務の抑制 ...

  • 米大統領選、事例から予測される株式市場の反応は?

    他のトピックに関するニュースが次から次へと押し寄せる現状では、米国の大統領選挙があと数カ月先に迫っていることを忘れてしまうのも不思議ではない。とはいえ、選挙が株式市場に与える影響については、驚くほど多数の研究が行われてきている。では、選挙が行われる11月に何が起きそうなのか、以下で考察してみよう。 ...

  • 新型コロナによる市場への影響、予備的分析が示すポイント

    新型コロナウイルスが投資家に与える影響について、多くの議論がなされている。金融研究者たちはここ数週間、最近の値動きを考慮しつつ、市場予想のモデル化をおこなってきた。マクロ経済的なデータはかなり遅れて入ってくるため、研究者たちは予測ツールとして、市場自体の価格シグナル、なかでも将来の配当金(divid ...

  • 「株は5月に売れ」昔ながらの格言は2020年にも通用するか

    「5月に売れ」。この昔ながらの株式投資の格言は、意外なほどしっかりとした歴史的データに裏付けられている。5月下旬に市場から撤退し、ハロウィーン前に戻ってくるのがよいという発想だ。そのため、時にハロウィーン指標とも呼ばれる。この戦略を採用すれば、リスク調整後のリターンを改善できると、「5月売り」の支持 ...

  • 1週間で失業率が1.8%上昇、アメリカ経済はどうなる

    今後アメリカが景気後退することは、ほぼ確実だ。失業者の数は、3月21日までの週に300万人増加した。途方もない急増だ。この期間に失業した人の数は、通常であれば四半期の通算に相当する。残念なことだが、失業者は今後も増え続ける可能性がきわめて高いことは言うまでもない。 失業率の急上昇 それどころか、たと ...

  • 現在の株式市場と2008年の危機、その類似点と相違点

    主要株価指数が高値から30%下落し、今後さらに下落する可能性もある(訳注:原文公開は3月22日)。では、今回の危機と2008年の危機は、どこが同じで、どこが違うのだろうか? 下落のペースと政策反応がはるかに速い 今回の市場危機のきわめて独特な一面は、急激な下落のスピードだ。S&P 500は、 ...

  • 「有事の金」は神話だったのか? 現在の金相場が低調な理由

    市場が下落傾向にある時期に、ポートフォリオを守る資産として有用とされているのが金(ゴールド)だ。多くの学術研究も、こうした方針の正しさを裏付けている。例えば、ダーク・バウアー(Dirk Baur)とブライアン・ルーシー(Brian Lucey)による研究では、アメリカとヨーロッパの市場について、株価 ...

  • 下げ相場に転じた米株式市場、今後予想される動きは

    一部から「暗黒の木曜日(Black Thursday)」とも呼ばれる3月12日をもって、アメリカの株式市場は下げ相場に転じた。この転換が持つ意味と、投資家を今後待ち受ける展開について考察してみよう。下げ相場とみなす条件については明確な定義があるが、これは必ずしも、その後の株価の動きを予想するものでは ...

  • ポーカーの名手はファンドマネージャーとしても優秀

    ポーカーと投資の才能には、関連があるのではないか──以前から多くの人が抱いていた臆測を裏付ける研究結果が、このたび発表された。ポーカーの大会で賞金を手にしたヘッジファンドのマネージャーは、賞金を得ていないファンドマネージャーと比べて、投資の運用利回りにおいて1年あたり約1~5%上回る成績をあげていた ...

  • 米連銀の専門家が検証、景気後退を最も正確に予測する指標は?

    景気後退を示すとされる指標は数多く存在するが、その中で最も優れたものはどれだろうか? セントルイス連邦準備銀行のエコノミスト、ケビン・クリーセン(Kevin Kliesen)が、過去の景気後退の事例から、この点を検証した論文を発表した。この論文でクリーセンが主に検証したのは、長期と短期の利回りが逆転 ...

  • 「不況知らず」の米経済、現時点でのリスク要因を考える

    米市場の不況リスクに関して言えば、2019年はジェットコースターのような年だった。春から晩夏にかけては、イールドカーブ(利回り曲線)が逆転する「逆イールド」が起きた。この現象は一般的に、経済の先行きにとっては非常に悪い予兆とされており、この法則が今回も当てはまるおそれはある。だがその一方で、連邦準備 ...

  • 2020年の米株式市場予想、大半が外れそうなその理由

    年末になると、大手金融機関や証券会社が「来年の市場予想」を発表する。驚くかもしれないが、そうした予想はこれまで、ことごとく外れてきた。その理由のひとつとして、株式市場が典型的にどのような動きを見せるかという点がある。市場予想は通常、株式市場のかなり平均的なパフォーマンスを予想するものであり、1年を通 ...

  • 株式市場の経験則「冬に買って5月に売れ」は正しいか

    株式市場では、夏よりも冬のほうがリターンが大きいという説があり、それを裏づける相応の証拠も存在する。もしそれが本当なら、本格的な冬に入る直前の今は、投資すべき時期ということになる。何とも不思議なトレンドだと思うかもしれないが、過去にさかのぼってみると、時代や国を問わず、「11月から4月」のほうが「5 ...

  • 米名門大学の基金の投資活動から学べること

    米国の名門大学には、多額の寄付金が集まる。各校はそれらを基に大規模な基金を運営している。そして基金は、学資援助や教育、大学のリソースの向上などに資金を提供する。何十億ドルもの多額の資金を投資に充てられる名門大学の基金は、資金の運用のために最も優れた専門家を雇うことができる。これは恐らく、投資家が注目 ...

  • バフェットが自社株主に認めた「投資の失敗」

    ウォーレン・バフェットは、伝説的な投資家だ。私たちは彼の成功からも失敗からも、同様に学ぶことができる。バフェットは先ごろ、自らが率いる米複合企業バークシャー・ハサウェイの株主総会で、自身の投資に関する失敗と成功の双方について、率直に語った。失敗の一例は、米食品大手クラフト・ハインツへの投資だ。バーク ...

  • トランプのツイート、株価への長期的な影響力は「ほぼゼロ」

    ドナルド・トランプ米大統領は頻繁にツイッターに投稿する。特定の企業についてコメントすることも多い。これを受け、米国ではこれまでに何人かの研究者らが、株価に対するトランプの発言の影響力について調査を行っている。大統領が特定の企業名を挙げて何らかの意見などを述べることは、特に珍しいことではない。ケネディ ...