井土 亜梨沙

フォーブス ジャパン コミュニティプロデューサー

1990年生まれ。一橋大学卒業。森ビル、ハフポスト日本版ブログエディター兼「Ladies Be Open」ディレクターを経て現職。

  • 日本版「オードリー・タン」は生まれるか 新型コロナ対策、神奈川の秘話

    「この国の医療はここから破綻します。これまでの感染症との戦い方を180度変えてください」厚生労働省に乗り込んできた男性が、副大臣に新型コロナ感染に関するデータを見せたのは、3月上旬のことだった。そのデータは神奈川県内に存在するすべての病院、350施設の一週間のデータである。一見、「地獄のような状況」 ...

  • 「世界一」の技術と当事者の声の掛け算 生理に悩む女性を救うショーツ  

    下着や服についた赤いシミ。ベッドシーツの赤いシミ。そして、椅子についた赤いシミ。生理を経験した人の多くは、この光景を一度は見たことがあるのではないだろうか。経血が漏れてしまった跡だ。大人になっても、なぜこんな光景を目の当たりにしなくてはいけないのか。そんな苦い思いを抱いたはずである。生理ショーツを開 ...

  • なかなか眠れないあなたへ。深夜に3時間だけ公開される音楽の世界に誘う

    新型コロナウイルスにより、外出自粛が強いられ、生活リズムが崩れた人もいるのではないだろうか。夜型生活になり、なかなか眠れない人に朗報だ。グローバルに活躍する音楽プロデューサー兼DJのSeihoが手がけるYouTubeチャンネルが開設された。「DESTINATION 最終目的地」と名付けられたチャンネ ...

  • ジョージ・フロイドさん暴行死。ネットフリックスやナイキが沈黙を破った理由

    ミネソタ州に住む黒人のジョージ・フロイドさんが白人警察官によって、首を押さえつけられ殺害された事件に対する抗議活動がアメリカ全土に拡大。「#BlackLivesMatter(黒人の命を守れ)」というスローガンのもと、黒人差別に反対する人々が各地で抗議活動をし、一部で暴徒化も起こっている。この事件に対 ...

  • 新型コロナで変わる化粧品需要、「巣篭もり美容」で発見する自分だけのメイク

    小池百合子都知事は25日、記者会見で東京都が「感染爆発の重大局面」にあるとし、週末の外出を自粛するように呼びかけた。ヨーロッパやアメリカ同様、首都圏でも新型コロナウィルスの感染が急速に拡大している。街中では、花粉症の時期も相まってマスクの需要のピークが続いている。店頭で売り切れの文字が目立つ中、電機 ...

  • 日本人女性「成功する自信」 22カ国中最下位

    「ガラスの天井」ならぬ「ガラスの崖」という言葉がある。見えない男女格差を表す「ガラスの天井」を破り、管理職についた女性が不安定なポジションについたことや女性であることでアドバイスをもらいにくいことから、失敗しやすいことを表現している。また、一度「ガラスの崖」から落ちた女性はなかなか失敗を許されず、戻 ...

  • 私が声をあげた時、あなたはそれを優しく受け止めた

    「ずっと好きでした」。普段何気なく接している同僚からそんな告白を受けた時、あなたはどんな反応をするだろうか。「ありがとう、嬉しい」と素直に受け止める人、「嘘でしょ?」と冗談にする人、その場をはぐらかして気まずい関係になる人。受け手の反応が発信者の心を傷つけることも、温めることもできる。同僚からの告白 ...

  • ベルリン発、農地スタートアップがいよいよ日本進出。スーパーと農業を変える

    パリやベルリンのスーパーマーケットを「農地化」するスタートアップが次にターゲットとするのは、日本だ。2013年に創設されたベルリン発スタートアップ「インファーム」は、ヨーロッパのスーパーマーケットを中心に垂直型農法を取り入れたサブスクリプション型の農地栽培、販売サービスを手がけている。インファームは ...

  • 小6の宇多田ヒカルも突破できなかった、お〜いお茶新俳句大賞の超難関

    日本で一番応募数の多い俳句大会をご存知だろうか。伊藤園が手がける「お〜いお茶新俳句大賞」だ。「お〜いお茶」シリーズのパッケージに必ず入っている俳句を募集したコンテスト。第一生命の「サラリーマン川柳コンテスト」の2019年の応募者数が5万句に対し、新俳句は2019年に199万5869句集まっている。さ ...

  • ハイネケンが広告にビールではなくカクテルを使った深い理由

    オランダのビールブランド「ハイネケン」の広告動画が話題だ。「cheers to all(みんなに乾杯)」という名の動画は、バーでお酒を注文した男女それぞれの飲み物が間違って届けられるシーンから始まる。カクテルを頼んだ男性のところにビールが、ビールを頼んだはずの女性にはカクテルが渡される。こんな経験は ...

  • ジョブズに事業を売った84歳の連続起業家が「受験以外の世界」にこだわる理由

    「安全に歩きスマホができる専用レーン」「忙しい人でも犬を飼える24時間ケア付きアパート」「目の大きさが小さく見えないメガネ」これらは、すべて日本の高校生がたった2週間で考え出したビジネスアイデアだ。アメリカで20万人以上の高校生会員のいる世界ビジネスリーダー育成プログラム、DECA(Distribu ...

  • 「解散」前提のコミュニティを仕掛ける。異色クリエイター2人の思惑

    突き刺すような寒さの大晦日。時計は、真夜中の12時をさそうとしていた。1時間もしないうちに新年が始まる。東京タワーの麓にある浄土宗の心光院に20〜40代の人々がぞろぞろと集まる。新年に向けて、祈るためではない。「NOBODY」という一風変わったイベントに参加するためだ。「NOBODY」は、肩書きや年 ...

  • 「ジョン、プロフィールを女性に変えたら?」で見えた景色 差別はどうなくせるのか

    東京大学大学院の特任准教授が、自身のツイッターで「(自身の経営する会社では)中国人を採用しない」、「資本主義の文脈において、パフォーマンスの低い労働者は差別されてしかるべき」などと投稿していたことが発覚し、大きな問題となった。これに関して、東京大学は即座にホームページ上で謝罪している。しかし、このよ ...

  • 「生きる感覚」を鈍らせた40歳サラリーマンとフィンランドの出会い

    すれ違う彼の顔をみて、思わず振り返る。目が輝き、肌はみずみずしく、歩くステップも軽い。私と同じように驚きを隠せない周囲の人たちも、「Aさん、どうしたの?」と囁く。暗めな印象だった彼が、ひと皮むけたような明るい表情をしている。彼を変えたのは、フィンランドか、サウナか、それとも日常からの解放か。フィンラ ...

  • あぁ、痩せたい。人はなぜダイエットにハマるのか

    「痩せたい」、「かっこよくなりたい」、「見返したい」──。こんな思いで頭がいっぱいになり、ダイエットを思い立ったことはあるだろうか。ダイエットしなければ、と自分を追い詰めたことはあるだろうか。程度の差はあれ、きっと多くの人がうなずくはずだ。現代人の多くは息をするようにダイエットをしていると言っても過 ...

  • 男性の育休取得率は80% それでもフィンランドが解決すべき課題

    日本でもたびたび話題にあがる男性の育児休暇。女性の取得率に比べると、男性のそれはまだまだ低い。2018年度はわずか6.16%だった。年明けに妻である滝川クリステルさんの出産を控え、話題となっている、小泉進次郎環境大臣の育休取得についても、賛否両論が巻き起こった。一方、男性の育児休暇取得率が80%とい ...

  • 最高レベルの子育て政策も無駄? 急減するフィンランドの出生率

    厚生労働省が発表した人口動態統計によれば、2019年1月から7月の日本の出生数は前年同期比5.9%減の51万8590人で、今年の出生数は90万人割れする可能性が高く、予想していたよりも、少子化のスピードが加速している。同じように出生率の急激な低下に頭を悩ませている国がある。北欧のフィンランドだ。国連 ...

  • 3カ月で約900万の動画を削除 ユーチューブが「健全化」に本気

    世界で月間ログインユーザーが20億人、1日あたりの動画視聴時間は10億時間を超え、視聴回数は数十億回にのぼる。ユーチューブは、日本を含む91カ国以上、80言語で展開している。日本では、6200万人のユーザーに加えて、10万人以上のチャンネル登録者を抱える日本のクリエーターが2300人いる。Forbe ...

  • 男性の不妊は誰にでもありえる。映画「ヒキタさん! ご懐妊ですよ」が伝える、当たり前じゃない世界

    「不妊の約半分は男性に原因がある」世界保健機関(WHO)が出した調査結果だ。しかし、この現実はなかなか認知されることなく、不妊は女性側の問題としてだけ捉えられ、いまだにはじめは女性だけが治療に勤しむ、といったケースが後を絶たない。どうすれば、「不妊」に対するジェンダーバイアスは少なくなるのだろうか。 ...

  • 『ライフ・シフト 100年時代の人生戦略』の共著者に訪れた3つの変化とは

    取材会場に着くと、いきなり「スコットさんは少し遅れます」と連絡が入った。日本でも30万部を超えるベストセラーとなった『ライフ・シフト 100年時代の人生戦略』。この本を、リンダ・グラットンと共に執筆したアンドリュー・スコット。この日は、来日している彼へのインタビューだった。日本で出版されてから約3年 ...