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数日前、Googleサポートページで「トレンド」の問題になっているできごとがあった。すでにグーグルによって解決されたが、数日間、世界を賑わした。

騒ぎは「水で汚れた」写真についてのユーザーからの苦情がGoogleフォトのサポート・スレッドに投稿されたことから始まった。 「水染みで写真が変色しているように見える」と投稿者は書いていた。スレッドへのフォローアップ返信でも、この問題に関するコミュニケーションが盛んにされ始めた。

「問題が起きている写真のほとんどは2014年頃の古いもの。正規にアップロードされて適切に保存されていた写真だ。今日、Googleフォトの"回想"でこの問題に気づいた。写真をローカルメモリにダウンロードしたり、複数のブラウザで表示してみると、破損したままで表示される場合とそうでない場合があった」

増え続ける症状報告


同じ問題を抱えたユーザーは時が経つにつれて増えていった。「私も家族の古い写真を探していて、同じ問題が起きていることを確認した。ほとんどすべての古い写真で問題は起きていた」。かなりの数のサンプル写真を投稿したユーザーはこう投稿している。

米国の人気SNS、Redditがこの問題で賑わい始めるのに時間はかからなかった。

「Googleフォトで8年前の記念日の写真を見ていたら、破損している写真がたくさん見つかった」と別のユーザーはスレッドに書き込んでいる。Redditだけでなく他のSNSのグーグル関連のスレッドでも「浸水」したように見える写真が続々と投稿され始める。

依存症への警告?


グーグルは、「チームは修正に向けて動いています」と回答した。このバグはGoogleフォトに保存された写真そのものの質には影響しなかったようで、画像をダウンロードしたり、iOSやAndroid上で、およびブラウザー上で表示しようとするとあらわれたようだ。

冒頭のとおり、グーグルはすでにこのバグを解決している。だが、グーグルサポートページやRedditスレッドに寄せられたユーザーからの山のような苦情は現在でも閲覧することができる。

今回の世界的な「Googleフォト水没騒動」は、クラウド依存の怖さを露呈した。今回の事件は、こういうことはまたいつでも起こり得るし、テクノロジーの脆弱さにはいつでも敏感であるべきだ、という教えであり警告かもしれない。

大切な思い出の写真は、ハードドライブにバックアップを取っておくのが賢明なようだ。


(本稿は英国のエンジニア関連の専門サイト「wonderfulengineering」からの翻訳転載である)

編集=石井節子

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