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女性の心と身体のことを知って、やさしい社会を考える。

湘南鎌倉バースクリニックの院長で、幸せ・愛情ホルモンと呼ばれる「オキシトシン」の働きによって、“母子に優しいお産”を実践する産婦人科医、日下剛先生と、女性のための医療研究グループ「天使のたまご」の代表で医学博士・鍼灸師の藤原亜季先生。

西洋医学と東洋医学のプロフェッショナルであるおふたりはご夫婦で、2021年2月にお子さんが生まれました。

高齢出産でありながら、「オキシトシン」の力を活かして、いきまずに会陰切開も吸引分娩もしない、自然分娩の“母子に優しいお産”を実践されたおふたりに、妊娠・出産・子育てについて語ってもらいました。

27歳の頃より42歳の今のほうが、産前産後の調子がいい!


──15年前に第一子を出産して以来、二度目の今回の妊娠・出産を振り返ってみて、どうでしたか?



藤原:27歳で第一子を出産したんですが、妊娠がつらくてつらくて。産後はゆるんだ骨盤に会陰切開の傷も気になって、心身がボロボロでした。「みんなこんな大変な想いをしているの!?」と衝撃を受けたことから、東洋医学やアロマセラピーの知恵で妊娠中からお母さんたちのケアができるように鍼灸サロン「天使のたまご」を立ち上げたんですね。

それから15年以上妊産婦さんのケアに携わってきて、第二子の出産を迎えたのは42歳でした。高齢出産なんだけど、自分でもびっくりするくらい、なんのトラブルもなくて。出産も時間はかかったけど、自然分娩でいきまずするりと産むことができました。妊娠中もストレスがなくてめちゃくちゃ楽しくて、このままずーっと妊婦でいい!って思ってました(笑)。

──ええ! その違いってどこにあるんでしょう? 

藤原:そもそも27歳のときは予期せぬ妊娠で戸惑いが大きかったんですが、今回は、不妊治療をして、流産も経験した後の待望の妊娠だったので喜びが大きかった、ということもあります。あとはやっぱり私自身、産前産後のケアの知識もあったし、“ママと赤ちゃんに優しいお産”を実践する日下がそばにいたことも安心感になりました。

15年前より着実に歳を重ねているのに、幸せなお産ができて、産前産後も調子がよくって。知っているか知らないか、ケアをして環境を整えることで、こんなにも差がでるんだ、ということを実感しましたね。

文=徳 瑠里香 撮影=川島彩水

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