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「クライアントに対してどのような価値を提供し、どのような支援・貢献ができるか?」

コンサルティングファームにとって、これは基本的な命題だ。

実際、「クライアントをサポート」「お客様に寄り添う」といったミッションを掲げるファームは少なくない。

しかし、そこにもう一つ新しい視点でのミッションを打ち出している会社がある。総合コンサルティングとデジタル領域の実行支援を組み合わせた次世代型のプロフェッショナルファーム、Coumだ。

Coumは、「顧客とよりよい明日を共創する」という、いわば定番ともいえるミッションに加え、「プロフェッショナルにとって最高の場所となる」というミッションも掲げる。

自社を「最高の場所」にするために必要になってくるのは、組織の在り方やチームワークといった視点だ。

Coumは、なぜこうした点を重視しているのか。Coumの社風に惹かれて入社したという若手コンサルタントの高木礼と、採用や人材開発、社内コミュニティ管理を一手に担う副島千晶に話を聞いた。

客室乗務員からコンサルタントへ──異色の転職を決めた理由


高木礼は、入社から1年余り。ようやく2つめの案件にアサインされたばかりの若手コンサルタントだ。

前職は、航空会社の客室乗務員。異色の経歴と言っていい。

「もともと人が喜ぶ顔を見るのが好きで、客室乗務員になったのもお客様に喜んでもらえる仕事だと思ったからです。ただ、新型コロナウイルス感染症の拡大で、お客様と接する機会が減ってしまって......」(高木)

高木の転職の背中を押したのは、友人から聞いた業務内容だったという。

「その友人はコンサルタントではないのですが、顧客が望むことを自分の頭で考え、実際に遂行する仕事に取り組んでいました。客室乗務員もやりがいはありましたが、やはりどうしてもマニュアル通りの業務になりがちです。顧客の価値を自ら生み出せる仕事は何だろうと考えたときに、コンサルタントが頭に浮かんだんです」(高木)

とはいえ、客室乗務員とコンサルタントでは、あまりに仕事内容が違う。Coumはなぜ未経験の高木にオファーを出したのだろう。

「私も正直、選んでいただけるとは思っていませんでした。でも、面接でなぜコンサルタントになりたいかを伝えたところ、未経験のマイナスを補うポテンシャルがあると言っていただけました」(高木)

オファーを受けた高木の側も、Coumは自分に合う会社だと感じたという。

「なぜ一緒に働きたいか、何を期待しているかを明確に伝えていただけたんです。自分のどこに可能性を感じているかがわかったので、未経験の不安も軽減されました」(高木)

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ビジネスコンサルタント(アソシエイト) 高木 礼


初案件での戸惑い、忘れられない上司の言葉


高木が入社して最初にアサインされた案件は、大手情報サービス企業の新規サービス立ち上げ支援だ。内容としては、構想段階だった新規サービスを具体化していくことと、プロジェクトの進捗管理だった。

一般的にコンサルティングファームは、プロジェクトチームを組んで案件にあたる。Coumもその点は同様だが、最初からチーム編成が決まっているのではなく、案件ごとに最適なメンバーをアサインしてチームを編成する点が特徴だ。大手ファームに比べてコンサルフィーを抑えられるのも、無駄のないフレキシブルな人員配置によるところが大きい。

その案件では、全体を統括する責任者、高木の直属の上司にあたる主担当、そして高木の3名でチームが編成された。未経験の高木を含めて3名という編成について、高木自身に不安はなかったのだろうか。

「戸惑いがなかったわけではありませんが、上司が適切なアドバイスをくれたので、そのときどきで自分が何をすべきか迷うことはありませんでした」(高木)

そのアドバイスの仕方というのは、例えば以下のようなものだ。

「新規サービスが具体化していない状態からのスタートだったのですが、『競合他社のサービスを調べてみて』と指示するのではなく、『競合他社のサービスには、どんなものがあるんだろうね』といった言い方で、機械的な作業指示ではなく、作業に落とし込む前段の思考プロセスからフォローアップくださいました。

コンサルタントへの転職を考えたとき、マニュアルに頼るのではなく、自ら価値を生み出したいと考えていたので、自分で考える状況を与えてくれた上司には感謝しかありません」(高木)

新人時代、高木にはもうひとつ、忘れられない上司の言葉がある。

「十分な戦力になれていないのではないかという不安を相談すると、新人がすぐに活躍できるような仕事ではない、だからこそチームがあるんだと言われました。Coumという会社は、仲間を大事にしながら、各自がスキルアップできる環境であることを実感しました」(高木)

大切に保管してある代表からのオファーメッセージ


Coumのチームワークや組織づくりで重要な役割を担っているのが、採用や人材開発を担当する副島千晶だ。

副島は、新卒で入社した大手ITアウトソーシング企業からCoumに転職した。前職でも採用や人材開発に携わっていたというが、あえて大手からベンチャーに移ったのは、垣根のない組織で働きたいと思ったからだという。

「例えば、組織が縦割りであると、部署間の調整に手間がとられてスピード感のある施策改善ができません。Coumに惹かれたのは、フラットな組織体系の会社だったからです」(副島)

Coumに入社し、採用を担当するなかで副島が感じたのは、Coumとのマッチングを特に重視している点だったという。採用の仕組みに、それは明確に現れている。

「もちろん専門スキルについても見ますが、ミッションやビジョンに共感してもらえるかどうか、個人プレーではなくチームワークで仕事ができるかどうかといったマインド面を重視しているのがCoumの特徴です」(副島)

Coumとのマッチングは、スキル面では「思考力」「コミュニケーション力」「専門スキル」の3項目、マインド面では「ミッション・ビジョンへの共感」「プロフェッショナリズム」「チームワーク」「フューチャリスティック」の4項目、合計7つの評価項目で判断される。当然、高木や副島もこの評価項目をクリアして入社している。

そしてもうひとつ、社員のモチベーションとして機能しているのが、代表の廣瀬真彦からのオファーメッセージだ。

「これは、代表の廣瀬が一人ひとりに贈るもので、オファー理由、期待する役割について書かれています。評価や期待が明確に伝わるので、率直に嬉しいですし、期待に応えたいという気持ちにもなれます。また、Coumの経営課題についても記述があり、自分がどう貢献できるのか、心の準備もできます。もちろんそのメッセージは大事に保管してあります。

入社が決まる前に、代表以外の社員と顔合わせをする機会もあり、ジョインして程なく仲間として溶け込めるのも、Coumの大きな特徴なんです」(副島)

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HR(サブマネジャー) 副島 千晶

コミュニケーションを通して仲間と共に会社を育てる


副島は、採用や人材開発を担当するかたわら、社内の風通しを良くするコミュニケーション施策にも力を入れている。そのひとつが「マンスリーアップデート」だ。

「職種関係なく4人一組で1カ月を振り返る制度です。お互いの課題を話し合い共感することで、部署間の垣根を取り払う効果があります。これ以外にも、「KANPAI」という定期的な懇親会を実施するなど、社内のコミュニケーションを促進する取り組みには力を入れています」(副島)

こうした施策は、社風や会社の組織のあり方にも自然と好影響を及ぼす。

「例えば、私は人材開発も担当していますが、社内の業務フローを設計する際や新人研修を行う際、実際に日々の現場で業務にあたっているコンサルタントが全面的に協力してくれます。

組織をみんなで一緒につくっていこうという雰囲気が自然と生まれているんですね」(副島)

まさに、Coumのミッションにある「プロフェッショナルにとって最高の場所となる」が現実に機能していることがわかる証言だ。そして、強固なチームワークはコンサルティングの質にも現れる。

「上司の仕事の仕方を見て影響を受けることが少なくありません」と高木。

「上司をはじめ、Coumのメンバーは、まだ要望にもなっていない段階で、クライアントが何を求めているのかを考える姿勢があります。日々の業務の中でそういう姿に接しているからこそ、お互いを高めることもでき、仕事の質も向上します。お世辞抜きで上司や仲間を尊敬していますし、自分もそうなりたいと思っています」(高木)

最後に、今後について2人に聞いた。

「転職して1年強、担当案件はまだ2つめですが、この環境なら自分が成長していけるという感触があります。上司や仲間たちというお手本がいるので、思考力もプロジェクト推進力も高めていければと思います」(高木)

「現在のCoumは、規模に適した経営ができています。社内のコミュニケーション施策もそうですし、対外的にも自社リソースに合った提案ができるので、提供する価値の質も担保できています。

今後、会社が成長していくにあたって、こうした理想的な環境を維持できるように努めるのが私の役割だと思うので、仲間たちと一緒に会社を育てていきたいですね」(副島)

Coumで働くスタッフは、一様に「Coumはもっと有名になるべきだ」という意味の言葉を口にする。これは、各メンバーが自社に誇りを感じていることの何よりの証だ。

廣瀬代表のオファーメッセージについて語る副島も、上司のようになりたいと口にする高木も、この会社に居心地の良さを感じていることがひしひしと伝わってくる。

「プロフェッショナルにとって最高の場所となる」というミッションは、Coumで働く当人たちにとってはすでに達成され、維持していくべきものとなっているのだ。

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