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個人主義の時代における会社とリーダーシップ


自分らしくあることと同時に、人を理解し、リスペクトする姿勢をリーダー自身、そして、ともに仕事をするメンバーが育むことが大切なのである。そうすると自ずと多様性の価値が最大限発揮されるチームになっていく。

少し硬い話になってしまったが、この3つを実現するのは決して「意気込み」ではなく、情報のアップデートをし続けることに他ならない。

僕は、時代や文化の違う人と食事をするとき、「どんなYouTubeチェンネルを見ますか?」と必ず聞くようにしている。なぜなら、令和2年度の総務省の調査によれば、YouTube平均利用率は全世代で85%を超えているからだ。

自分のチームで、「どんなYouTube見ているか」という話になったことがあるが、とても面白かった。自分の全く知らない世界に出会うこともあるし、異なる世代の価値観の源泉を見ることもできる。温厚な上司がハードロックを聞いていたり、数字が大好きなアナリストがアートの動画を見ていることもある。



最近話題になっている美容家が誰で、その人達がどんなことを言っているのかなど、自らは知り得なかった情報を聞くことは、日常にはない刺激となる。僕は人から聞いたYouTubeチャネルを見ることが大好きで、それが実は、自分と周りの柔軟なチーム作りにつながっている。ひいては、より多様性のあるチーム作りをするきっかけにもなる。

もちろん常にそんなことを考えながらYouTubeを見ているわけではないが、時代や文化の違いを自然に楽しむことが重要なのだと思う。新時代のリーダーシップとは、「二つの時代と二つの文化が交差することを楽しむこと」の上にこそあるのではないだろうか。

文=西野雄介

リーダーシップ
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