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for Startups,Inc.運営のSTARTUP DB編集部による連載

国内の成長産業及びスタートアップに関する幅広い情報を集約・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、資金調達のサマリーを発表している。この記事では、7月5週目の“注目のトピック”として選ばれた5件の資金調達について紹介する。

つばめBHB


調達額:40億円
調達先: INPEX / UMI1号投資事業有限責任組合 / UMI2号投資事業有限責任組合 / i-nest1号投資事業有限責任組合 / みらい創造2号投資事業有限責任組合 / 三井住友信託銀行 / 出光興産 / 味の素 / 山九 / 日本政策投資銀行 / 日本郵船 / 西日本プラント工業
備考:CE型新株予約権の発行による調達

エレクトライド触媒を用いた小規模プラントでのオンサイトアンモニア生産の実用化を目指すスタートアップ。

エレクトライド触媒とは東京工業大学の細野栄誉教授らによって発見・発明された電子がマイナスイオンとして振る舞う電子化物であるエレクトライドを用いたアンモニア合成触媒であり、同社はその触媒を用いることによって、既存のプロセスと比較し、より低温・低圧でアンモニアを合成することが出来る小型のオンサイトアンモニア合成装置を開発する。

これによって輸送及び貯蔵コストを抑え、環境負荷の抑制及びコスト低減することが可能である。

2022年7月にはi-nest1号投資事業有限責任組合、味の素、UMIなどを引受先として、CE型新株予約権の発行により40億円の資金調達を実施した。

今回調達した資金は、地産地消を可能にする小型アンモニア製造装置の普及と、新たな触媒や新規プロセスの開発に充当する予定だ。

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調達額:35億円
調達先: NVenture Capital / エッグフォワード / スズケン / 第一生命保険 / 農林中金キャピタル
備考:シリーズCファーストクローズ / その他投資家を含む

AI問診サービス、診察サポート機能を持つ高機能問診票アプリ「AI問診ユビ―」を運営するスタートアップ。

「AI問診ユビ―」は、来院時に患者がタブレットに症状を入力することで、AIの予測により可能性のある病気一覧を確認した上で問診を始めることができるサービス。

医師が電子カルテを作成する時間を大幅に短縮するだけでなく、患者に対してより的確な質問を投げかけることが可能になる。大小問わず、病院の待ち時間を解消し、医療の質の向上にも貢献している。

また、一般ユーザーが自身で症状から病気を予測できる「AI受診相談ユビー」もAndroid向けにリリースしている。

2022年7月には、シリーズCファーストクローズにおいて新規投資家として農林中金キャピタル、NVenture Capital、第一生命保険、エッグフォワード等、既存投資家としてスズケンを引受先とする35億円の資金調達を実施した。

今後は、製薬企業が持つ疾患・医薬品についての情報や科学的知見を、生活者・患者と医療機関にとって必要なタイミングで届け、それぞれの課題を解消する、これまでにない医療体験の創造を目指す方針だ。

文=STARTUP DB

資金調達
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