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I ask entrepreneurs how they overcome their biggest challenges.

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従業員エンゲージメント(日本では満足度とも呼ばれる)は、新しい概念ではない。従業員のエンゲージメントが高まれば、欠勤率の低下、離職率の低下、生産性の向上、顧客満足度の向上など、さまざまな効果が得られることを企業は以前から理解していた。

しかし、なぜ最近になって、この概念が再び重視されるようになったのだろうか?

その答えは、企業が直面している雇用市場と少なからず関係がある。最近、雇用はますます厳しいものとなっている。米国における2022年4月の求人数は1140万人で、5月の失業者数は600万人にとどまっている。

このような厳しい雇用情勢の中で人材を確保することは、企業にとって最も困難な課題の1つだ。最近の調査によると、30%の労働者が転職を考えており、62%が転職の理由として有害な企業文化を挙げている。

これだけでも、リーダーシップチームは自分の組織のエンゲージメントレベルを再考するのに十分な理由になるのではないだろうか。結局のところ、従業員のエンゲージメントと企業文化は密接に関係している。企業文化は、エンゲージメントから直接もたらされる成果であり、人々がビジネスのさまざまな側面、特に自分の役割についてどのように感じているかを示すものだ。

チームへの新たな関心を示す


エンゲージメントの向上は、まず従業員から始まる。あなたのビジネスは、さまざまなニーズ、願望、動機を持つ個人で構成されていることを認識する必要がある。ここでは、エンゲージメントへのアプローチを調整し、チームのことをよりよく知るための方法を紹介する。

1. 従来のパターンを崩す


チーム内のさまざまな人とさまざまな関係を築くことは、ごく自然なことだ。問題は、特定のメンバーとの関係が他のメンバーより長くなってしまうことだ。それは、贔屓しているように見えてしまうからだ。たとえそれが意図したものでなかったとしても、特定の人に依存することを繰り返すと、チームのモラルが低下する。その結果、チームワークと生産性が低下することになるだろう。また、無意識のうちに特定のメンバーを優遇していると、優秀な社員が辞めた場合、あなたのビジネスは不安定な状態に陥ることになる。

常に声の大きい人を優先するのではなく、誰がいつどのような仕事を任されたかを常に評価するように意識することだ。ジャーナリスト、編集者、作家のアラン・ヘンリーは「私は、誰がオフィスの雑務をこなしているか、誰が魅力的で目立ちやすい仕事をしているかを見渡し、それらのシステムを破壊することを勧めます」と説明する。

仕事量を公平にするだけでなく、チーム全員に成長し、学ぶ機会を与えたいものだ。例外がないわけではない。あるメンバーがプロジェクトの目標を達成するために必要なスキルを持っている場合、そのメンバーに手綱を渡さないのは愚かなことだろう。ただ、バランスをとることが大切なのだ。

翻訳=Akihito Mizukoshi

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