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国際モータージャーナリスト「ライオンのひと吠え」

XC60 B5 AWDインスクリプション

4年前に日本の最優秀車賞であるカー・オブ・ザ・イヤーを受賞したボルボXC60だか、昨年の末にかなり面白いマイナーチェンジ版が上陸した。国内の道路状況にぴったり合うということと、乗り味、加速性、上質感などで高い人気を保持する主力SUVのXC60だが、いったいどう変わったのだろうか。

今回の試乗車は、XC60 B5 AWDインスクリプション。しかし、今回の改良のポイントは、いわゆる「走る、曲がる、止まる」の磨きではなく、Googleを搭載した新インフォテインメントシステムの採用と、リニューアルされた内外装がポイントだ。

まずは、今回の改良で12.3インチの「デジタル液晶ドライバーディスプレイ」は、ブルーを基調としたデザインに変更され、2モードの表示切り替えが行えるようになった。アンドロイド・オートモーティブOSがベースとなり、「Google Apps and Services」と「Volvo Cars app」で構成されるボルボの新インフォテインメントシステムが採用される。

ダッシュボード画面

音声で各種の操作ができ、グーグルマップによるナビゲーションや、多数のアプリが活用できるようになった。グーグルアシスタントを利用すると、ナビの目的地設定や空調の温度調節などの車内操作をはじめ、自宅の照明のオン/オフなどもすべて音声でコントロールできる。新車時から「4年間」はそのサービスを無料で利用できるそうだ。

ルート案内やエンターテイメント機能を利用する際は、Google に「OK Google」と話しかけたら、すぐに友人や家族、会社の同僚への連絡ができる。筆者も妻に簡単に連絡できたし、久しぶりに「OK Google イーグルスのホテル・カリフォルニアを聴かせて」と言ったら、YouTubeミュージックが立ち上がって、数秒後、あの有名なイントロが始まった。その名曲が終わると、勝手にドゥービー・ブラザースのヒット曲『チャイナ・グローブ』がかかった。グーグルのAIが、僕はクラシックロックが好きな人と判断したようだ(笑)。ピンポン!

googleの画面

今回はお気に入りの音楽やポッドキャストへ簡単にアクセスできる Google Playを、インフォテイメントシステムに統合したし、Bowers & Wilkinsというプレミアム・サウンドシステムから音が送り出されるので気持ちがいい。いずれもステアリングホイールから手を離すことなく、路上に視線を向けたまま操作できるので安全。

Bowers& Willkins

文=ピーター ライオン

ボルボ
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