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国際モータージャーナリスト「ライオンのひと吠え」


ボルボの広報部によれば、IoT(Internet of Things)に対応した車両が普及していくと、これからは帰宅途中に「OK、グーグル、自宅のエアコンをつけておいて」とか「お風呂を沸かしておいて」という暮らしがごく普通になるという。

外観デザインにも少し手が入り、フロントやリアともにバンパーから下の意匠がすっきりとしたものになった。また、室内では、従来はセンターコンソールのエンジン・スタート/ストップのスイッチのそばにあったドライブモードのセレクターが消え、スッキリ感とシンプルさが増した。ドライブモードは、タッチ式モニターでの操作に変更。

キャビンの写真

250psを発揮する2リッターの直列4気筒ガソリンのターボエンジンと、48Vのマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたパワートレインを備える。ゼロ発進から小型モーターがエンジンをアシストするので、気持ちの良い加速性が実現する。いかにも上質なパワートレインという印象を受けるのは、組み合わされる8段ATの変速がシームレスだという理由もある。

シフトノブ

今回のXC60には、オプションのエアサスペンションが装備されていたので、走りはなめらか。ドライブモードを切り替えるとサスペンションの性格も変更され、快適な乗り心地とレスポンスのいいハンドリングのいずれもが確認できた。

もちろん、最新の安全装備も完備。ADAS(先進運転支援システム)の機能は改良され、「先行車発進告知機能」や「リア衝突回避・被害軽減ブレーキシステム」などが新たに組み込まれた。やはり最低でもこの程度のシステムがついていなければならない。

横から見たボルボ

今回、メーカー側はマイナーチェンジされたXC60と言うけど、Googleを搭載した新インフォテインメントシステムを採用しているモデルなので、それ以上の新しさを感じた。逆にニューモデルに近い雰囲気だ。車両本体価格は749万円という。この手のクルマにしてはリーズナブルと言えるのでは。

国際モータージャーナリスト、ピーター・ライオンが語るクルマの話
「ライオンのひと吠え」 過去記事はこちら>>

文=ピーター ライオン

ボルボ
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