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香港に拠点を置くSaaSソフトウェアのスタートアップ「FreeD Group」が、日本の大和証券グループが運営するプライベートエクイティファンドDaiwa ACA APAC Growthが主導したシリーズBラウンドで1500万ドル(約20億円)を調達した。

このラウンドには、香港の不動産開発会社のChinachem Groupや香港サイエンス&テクノロジーパークの投資部門、Radiant Tech Ventures、スタートアップアクセラレーターSOSVのSelect Fundらが参加した。

Abel ZhaoとKenneth Leeが2015年に設立したFreeD Groupは、企業のセールスとマーケティングを人工知能(AI)を用いたチャットボットとレコメンドエンジンを組み合わせたソフトウェアで支援している。同社の顧客にはBMWやチャイナモバイル、マリオット、LG、サムスン、シングテル、テンセント等が含まれる。FreeD Groupは昨年、デロイトによる香港のRising Star Companyに選ばれていた。

CEOのZhaoは声明で、「私たちは、初日からコアとなるAI技術でデジタルコマース分野を革新しようとしてきた。今回の調達は、会社にとって重要なマイルストーンであり、技術的にも地理的にもFreeDのさらなる成長を後押しする」と述べている。

FreeD Groupは新たな資金でグローバル展開を加速させ、特にソウルと上海での事業を強化するという。また、欧州や米国、中東への進出を視野に入れている。

「私たちの優れたチームは、機械学習や顧客との対話、企業向けの革新的で信頼性の高いエクスペリエンスを構築する方法について深い知見を持っている。企業のテクノロジーの進歩を支援し、顧客のニーズに適応できるよう準備を整えている」と、FreeD Groupの最高プロダクト責任者(CPO)の Leeは述べた。

編集=上田裕資

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