台湾とアジア地域に関するあまり知られていない話題をカバー

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ベトナムのフィンテックのスタートアップ「Finhay」が6月22日、シリーズBラウンドで2500万ドル(約34億円)を調達したと発表した。今回のラウンドは、インドネシアのGoToグループの初期出資元として知られるシンガポールのOpenspace Venturesと、VIG(Vietnam Investments Group)らが主導し、中古車販売のユニコーンCarroなどを支援するシンガポールの投資会社Insignia Ventures Partnersらが参加した。

Finhayは、新たな資金を事業拡大や採用、技術開発への投資に充てる予定という。同社は先日、証券会社を買収し、ベトナムで唯一の認可済みのデジタル投資プラットフォームのポジションを獲得した。

ベトナム系オーストラリア人のHuy Nghiemが2017年に設立したFinhayは、人口約1億人のベトナムで270万人以上の登録ユーザーを抱えるマイクロ投資プラットフォームで、ミレニアル世代向けに貯蓄や投資、保険などの複数の金融プロダクトを提供している。

2020年のフォーブスの「30アンダー30」のアジア版に選出されたNghiemは、「最低3ドルの資金で参加可能な、資産管理のためのプラットフォーム」としてFinhayを設立したと述べている。

OpenspaceのパートナーのJessica Huang Pouleurは、「Finhayは、ベトナムの投資分野のトップランナーに台頭している。私たちは、投資のチャンスに飢えている人々を抱えるこの国に、巨大な機会が存在すると信じている」と声明で述べた。

ベトナム経済の成長率は、2012年から2019年まで毎年6%以上を記録していたが、パンデミックの2020年には2.9%、2021年には2.6%に落ち込んでいた。「この国では現在、多くの人々が初めて投資を始めようとしている」と、Nghiemは述べている。

ベトナムでユーザー数を拡大中の他のフィンテックプラットフォームとしては、ゴールドマン・サックスが支援するMoMoや、韓国のViva Republicaが運営する送金アプリのTossなどが挙げられる。

編集=上田裕資

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