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次の練習では、友人や同僚を「リハーサル」に招待して、ストレスを少しだけ高めてみよう。この練習のポイントは、実際のプレゼン時に自分が置かれる環境を模倣することだ。プレゼンが対面式なら、立ち上がり、プレゼンのリモコンを手に、後ろのスクリーンにプレゼンを映して、大きな声で伝えよう。もし、誰かを招待して座って見てもらうことができれば、さらによいだろう。

「低レベルのストレスのシミュレーションをすることで、プレッシャーに負けてしまうのを防ぐことができます。なぜなら、この方法で練習した人は、どんな状況でも冷静沈着に対応できるようになるのです」とベイロックはいう。

現実の環境下でリハーサルをする


ベイロックによると、私たちの脳はストレスのかかる出来事の前に最もネガティブな反応を示し、実際にそれが起こっているときには反応しないという。例えば、プレゼンに対する不安で何日も、あるいは何週間も眠れなかったのに、いざやってみると想像していたほどではなかったという経験はないだろうか? もしかしたら、プレゼンがうまくいったのに、そのことを気にして何時間も無駄にしてしまったかもしれない。これは、本番前に脳があなたにストレスを与えているということだ。

ベイロックは、この方法が効果的に機能するのは「トレーニングと競争のギャップを埋める」ためだという。本番に向けたトレーニングを「現実世界」で何度も行うことで、脳はスピーチを脅威としてではなく、うまく処理できる出来事として捉えるようになる。

最近のマッキンゼーの調査によると、パブリックスピーキングやストーリーテリングなどのコミュニケーションスキルは、今後10年間のキャリアを「未来につなげる」ために必要な基礎スキルの上位に挙げられている。つまり、次のプレゼンテーションは、偶然に任せるにはあまりに重要だということだ。正しい方法で、プレッシャーを感じながら練習すれば、大事な場面で輝けるはずだ。

翻訳=Akihito Mizukoshi

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