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どんな相手も「ど質問」で切り抜けよ


質問ばかりされたくない人、あるいは、答えたくない質問をされた場合

→ 「〇〇さんなら、どうしますか」 と振って、バトンを渡し、話をしてもらう。

相手が、自分の話ばかり一方的にする人の場合

→ 「〇〇に悩んでいるんですが、どうしたらいいですかね」 と、相手に関心がなさそうな話題、もしくは自分が話したい・聞きたいトピックスにシフトする。

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「ど質問」って、じつに万能
だと思いませんか?

このたった「1文字の『ど』力」をすれば、「何を話そうかな」と悩んだり、焦ったりする、という無駄な努力は一切必要ありません。

みなさんもあっという間に「雑談の天才」になれるのです。

「最強の聞き上手」 菅義偉前首相


口下手で知られた菅義偉前首相ですが、プライベートでお会いすると、本当に気さくでお優しい人です。

いつお会いしても、とにかくエラぶることがなく、謙虚に、人の話に耳を傾けてくださいます。私も多くの権力者とお付き合いしてきましたが、極めて珍しい存在です。

私が、グローバル水準のコミュニケーション術を教える「世界最高の話し方の学校」を立ち上げるという話をしたときは、「すごいバイタリティーだねえ」と目を丸くしてほめてくださり、学校の「特別講師」も引き受けてくださいました。

「これから日本を引っ張る次世代リーダーたちを応援したい」という趣旨に賛同してくださったからです。

大勢の人の前での話はたしかに苦手意識が強かったようですが、「人を動かす力」はピカ一で、実際に多くの実績を残されました。

対面でお話しすると、その一言一言がじつに滋味深いのです。

最近はどうしても、舌鋒鋭く人前で話す力ばかりが重視され、「中身より、パフォーマンス」といった人が得する世の中になっているように感じますが、そういったうわべだけのものがすべてではない、とつくづく感じます。


『世界最高の雑談力』(東洋経済新報社)

岡本純子◎グローコム代表取締役社長、米MIT比較メディア学元客員研究員。読売新聞社経済部記者時代、孫正義ソフトバンク社長など世界の経済人、政治家を多数取材する。その後NYでコミュニケーション術を学び、帰国後は1000人を超えるエグゼクティブに話し方をコーチング、「伝説の家庭教師」の異名をとる。11刷、累計15万部のベストセラーとなった著書『世界最高の話し方』の続編、『世界最高の雑談力』(東洋経済新報社刊)を6月に上梓。

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