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博報堂DYメディアパートナーズ プレスリリース(「PLAY THE PLAY」提供開始について)より

2022年、JリーグのNFTコンテンツ、動画トレーディングカードが続々とリリースされた。

アメリカで成功したのだから、参考にしない手はない──。多くの人たちがそう考えたのだろう。DAZNとミクシィが共同で、そして楽天、博報堂DYメディアパートナーズグループも参入している。

手本としたのはもちろん、2020年にスポーツ界に衝撃を与えたNBAの動画NFTトレーディングカード「NBA Top Shot」だろう。

日本でも人気に火がつくか? 参入企業はどう取り組み始め、何を目指しているのか?

今回、JリーグJ1の動画トレカ「PLAY THE PLAY for J.LEAGUE」を手掛ける博報堂DYメディアパートナーズグループ「Hakuhodo DY Play Asset」のプロジェクトメンバーに話を聞いた。

──スポーツNFT事業に参入した経緯や現在提供しているコンテンツ、サービスの概要について教えてください。

“熱狂のテイクアウト”をコンセプトに、動画NFT発行プラットフォーム「PLAY THE PLAY」をグループ独自で開発しました。第一弾として2月から「PLAY THE PLAY for J.LEAGUE」を提供しています。

J1試合中の名プレーを切り取り、試合終了から24時間後に30秒ほどの動画トレカとしてユーザーにお届けするサービスで、現在は無料で配布しています。

試合の感動、熱狂、興奮の瞬間をスタジアムから持ち出して、自分の手元に残すことができ、その時の特別な気持ちを大切に持ち続けることができます。このスポーツとファンとの新たなエンゲージメントを構築していこうと考えています。

Hakuhodo DY Play Asset

そもそも私たちはスポーツだけでNFTのビジネスをしようと思っているわけではなく、エンターテインメント、アートなどの知的財産全般をデジタルでどう売るかをグループ全体で取り組んでいます。横断プロジェクトとして「Hakuhodo DY Play Asset」を発足し、Web3の時代の到来でディスラプション(業界の破壊的変化)が起きたときに一番になるべく、いち早く参入しました。

「PLAY THE PLAY for J.LEAGUE」では、プラットフォーム開発を博報堂DYメディアパートナーズ ミライの事業室が、そしてコンテンツの制作、販売は博報堂DYスポーツマーケティングが、コンテンツのシーン選定やデータを活用した企画については、競技データの収集・分析・提供事業を行うデータスタジアムが担っています。

──Jリーグ動画トレカを他社は有料で販売していますが、博報堂DYだけが無料で配布しています。なぜでしょうか?

戦略上、無料にしました。まだ動画トレカをお金を出して買ってくれる方はファンの中でも限られていると思うんですね。

私たちはマーケティング会社ですから、ファンに喜んでもらうことと、リーグやクラブが新しいファンを開拓し、ファンとのエンゲージメントを強められるようにサポートすることをスポーツNFT事業の目的としています。

もちろんずっと無料でというわけにはいきませんが、NFTを知らない方にもぜひ手にしてもらって、一度この魅力に触れて味わっていただきたいと考えました。

ですので、短期的に投機マネーを呼び込んで、転売市場で大きく売り上げることもプライオリティにしていません。私たちの目的はあくまでも、ブロックチェーン技術を手段に、スポーツ界の重要なアセットである映像を通じたスポーツ文化の拡張と事業の創出です。

文=木崎伸也 編集=宇藤智子

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