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ホテルジャーナリスト


スモールラグジュアリーなホテルとして客室数は抑え、「東山に佇む山荘」をテーマにした全60室が揃う。客室内にも、西陣織、書、木工芸、唐紙など、名工職人やアーティストの作品が随所に飾られ、京都の新しい伝統工芸が堪能できる。また、全スイートルームにバルコニーが造られたのも低層階の建物ならではの贅沢だ。

ホテルオークラ京都 岡崎別邸
各客室のナンバーを表すライトは手作り茶筒の老舗、開化堂が茶筒と同様の製法で手掛けたもの

ホテルオークラ京都 岡崎別邸
客室内に飾られているのは、独自の織り技で立体的に表現した細尾の西陣織の作品

レストランは1か所、イノベーティブ・ガストロノミーを提供する「ヌーヴェル・エポック」である。オークラフレンチを継承する美食と、京都の食文化を融合させた店名通り“新しい時代”の料理が次々とテーブルを飾る。

レストレラン 「ヌーヴェル・エポック」
オークラフレンチの伝統を継ぎつつ京都の食材で作る新しい料理。美しさも美味しさも一流

総料理長の山下亮一氏は、繊細かつ斬新な料理に挑戦中という。王道を行く上質さに加え、フランスや本拠地ホテルオークラで磨いた技と感性が際立つイノベーティブ・ガストロノミー、新しい京都フレンチを満喫した。


艶やかな彩の京人参のローストと車海老、 ディップは豆乳、アクセントにはクルミとデュカ


焼き聖護院カブとフォアグラ/ 七谷鴨コンソメと五色のあられ。仕上げにテーブルで七谷鴨のコンソメを注ぐランチの一品

ホテル滞在がやっと叶ったのはこの春。早速、多忙な総支配人の新川達也氏に話を聞いた。

「ホテルオークラらしさはサービスとおもてなしにあります。ここ京都は新しいホテルですが、京都の‘伝統と革新’の融合した文化の薫りを詰めたホテルができました。食事にも力を入れております。ホテルオークラの名を継承するべく、長く愛されるホテルに……」と、スタートしたばかりのホテルに未来への躍進を願っていた。

滞在して感じたことは、まさに別邸、プライベート感たっぷりな大人の隠れ家であり、観光にも、仕事にも連泊がお勧めである。


きょうと・ブレックファストのひとつ、オークラ伝統のフレンチトーストには、亀岡の天然蜂蜜「そよご」を添えて

ホテルオークラ京都 岡崎別邸 
京都府京都市左京区岡崎天王町26−6
075-771-5777
https://okazakibettei.hotelokurakyoto.com/

文=せきねきょうこ

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