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「あなたの心と社会を動かした信頼のおけるコンテンツを教えてください」というキャッチコピーのもと、信頼性の高い情報を分かりやすく正しく世の中に伝えたインターネットのコンテンツを称える「Internet Media AWARDS 2022」の授賞式が3月28日、NewsPicksのNewCafeで開催された。

当日は、実行委員長でForbes JAPAN Web編集長の谷本有香を司会に、6つの部門の受賞者とグランプリ作品が発表された。




選考委員を務めたのは、以下の7名。第2回となる今回は、262件の応募の中から、6つの部門賞と、受賞作品の中から最も優秀なコンテンツに贈られるグランプリが決定された。

・SDGインパクトジャパン共同代表 小木曽麻里
・一般社団法人インターネットメディア協会代表理事 瀬尾傑
・一般社団法人コード・フォー・ジャパン代表理事 関治之
・Forbes JAPAN Web編集長 谷本有香
・BOW&PARTNERS代表/ディスカヴァリー・トゥエンティワン共同創業者 干場弓子
・ジャーナリスト/専修大学文学部非常勤講師 森 健
・データビジュアライズデザイナー/情報可視化研究者 山辺真幸

偶然とらえた大震災の津波が、後世に残るメッセージに


卓越したテキストによって、真実を分かりやすく伝え、人々の心を動かし、話題になった作品を対象とした「テキスト・コンテンツ部門」では、「ごめんなさい。救助のヘリじゃなくてごめんなさい」のNHK取材ノート編集部の成田大輔が受賞。

この作品は、2011年の東日本大震災の津波を生中継でとらえた内容。緊急報道に備えて、365日スタンバイしているNHKのヘリコプターによる偶然の記録を綴ったもの。地震直後に飛び立ったヘリコプターから、押し寄せる津波をリアルタイムで全世界に中継し、津波の恐怖と共に、拡大する被害の様子を伝えた、息迫る内容。助けを求める人々に、助ける事が出来ない代わりに、病院や周囲の撮影を必死で行ったという。

選考委員の干場は、「まず、タイトルがいい。また、卓越した文章力。偶然の機会を後世に残して、記憶を風化させないテキストに心を打たれました。必要な人と必要な所に、必要な事が起こったのだと思います」と受賞理由を寄せた。

受賞した成田は、「震災から10年が経過して、その頃取材に携わった同僚達は、今、離れ離れになっていますが、記録としてまとめたことで、その時の出来事を多くの方々に改めて考えていただくきっかけとなれば。これからも伝え続けていきたいと思います」と語った。


(右から二番目、NHK取材ノート編集部の成田大輔氏)

文=中村麻美

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