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第94回アカデミー賞のステージでスピーチするエイミー・シューマー(左)、ワンダ・サイクス(中央)、レジーナ・ホール(右)(カリフォルニア州ハリウッド、3月27日)(Photo by Neilson Barnard/Getty Images)

3月27日のアカデミー賞授賞式のテレビ視聴者数は、過去最低だった昨年から大幅に上昇したが、依然として過去最低に近い水準にとどまったことがニールセンのデータで明らかになった。

ハリウッド・リポーターは28日、ニールセンが計測した時間帯別の全米視聴率(家庭外での視聴やストリーミングを含まない数字)を引用し、今年のABCのアカデミー賞放送の視聴者数の速報値が1536万人だったと報じた。

この数字は、過去最低を記録した昨年の1040万人と比べると、約500万人の増加になったとバラエティは伝えている。

ニューヨーク・タイムズ(NYT)によると、今年の視聴者数は、ニールセンがアカデミー賞の追跡を始めて以来、2番目に低い数字だという。ブルームバーグによると、パンデミックが始まる前の2020年の授賞式の視聴者数は2360万人で、当時としては過去最低を記録していた。

これまで史上最多の視聴者数を記録したのは、「タイタニック」が作品賞、監督賞など11部門を受賞した1998年の授賞式で、5530万人が視聴していた。

パンデミックの最中に開催された昨年の授賞式は、規模を縮小して大部分がバーチャルで開催されたため、大幅な視聴者数の減少に直面した。しかし、今年は対面式のイベントに戻り、ABCは3年ぶりの司会者にレジーナ・ホール、エイミー・シューマー、ワンダ・サイクスらを起用した。

今年の授賞式は、短編ドキュメンタリーやメイクアップ&ヘアスタイリング賞などの8部門の賞について、生放送が始まる1時間前に授賞式を行い、その録画を生放送に組み入れたことで映画業界の批判を浴びた。賞の主催者は、この措置が視聴者の関与を高め、番組を活気あるものにするためのものだと述べた。

また、今年の授賞式では、ツイッターのファン投票による新部門「2021年のお気に入り映画賞(Favorite 2021 Film)」が新設され、「ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット」などが選ばれた。

編集=上田裕資

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