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ユーチューブ CEOのスーザン・ウォジスキ(Getty Images)

ユーチューブのCEOのスーザン・ウォジスキは、1月25日のクリエイター向けの年次書簡で、同社がNFT(ノン・ファンジブル・トークン)の機能の提供を検討中であることを明らかにした。

ウォジスキは、ユーチューブがNFTを含む新興テクノロジーを通じたクリエイターの収益化を支援することに注力していると述べ、この試みが形になれば、同社の親会社のアルファベットが、初めてこの市場に参入することになると述べた。

彼女はまた、ユーチューブが暗号通貨を中心に構築されたインターネットコミュニティの「Web3」に注目しており、イノベーションの「インスピレーションの源」になると考えていると述べた。

ツイッターは先週、ユーザーが自分のNFTをプロフィール写真に設定して、この市場に参加したことを示すことを可能にした。この機能を使用するユーザーのプロフィールは、通常の円形ではなく、六角形の枠で表示される。

フィナンシャル・タイムズは先週、フェイスブックとインスタグラムのチームが、ツイッターが提供するものと同様の機能を追加しようとしており、ユーザーがNFTを作成して販売できるようにするための別の機能にも取り組んでいると報じていた。

調査会社のDappRadarによると、昨年のNFTの販売ボリュームは249億ドル(約2.8兆円)に達し、2020年の9490万ドルから爆発的に増加していた。

NFTは、ブロックチェーン上で売買できるデジタル資産であり、アート作品に用いられる場合が多い。ここ最近は様々な著名人や、ファッションブランド、スポーツリーグ、オークションハウスの参入が相次ぎ、元大統領夫人のメラニア・トランプまでがこのトレンドに乗っている

ここに来て、ソーシャルメディアの大手が相次ぎこの市場に参入し、クリエイターに新たな収益機会を提供しようとしている。ワシントン・ポストは、NFTが「新たなデジタルのステータスシンボル」で、人々が特定のグループの一員であることや、「社会的ヒエラルキーの中での自分の位置を確認し、表示するためのツール」として機能していると分析している。

テクノロジーアナリストで投資家のユージン・ウェイ(Eugene Wei)は、NFTのプロフィール写真は、「暗号通貨コミュニティへの忠誠心」を示すものでもあるとその記事で述べている。

編集=上田裕資

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