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Klaus Vedfelt / Getty Images

よくあることだが、ビジネスで成功できるのは外向的な人間だけだという誤解がある。要するに、起業家はアグレッシブで社交性に富み、リスクをとることを恐れず、目的に向かって突進していくタイプというわけだ。

しかし、そうしたステレオタイプは間違いだ。なぜなら、内向的な人間は必ずしも、物静かな人間や内気な人間とは限らないからだ。彼らを特徴づけているのは内省的な傾向であり、一人で時間を過ごすことによって活力を得ることだ。

「バッテリーを充電するようなものだ」と話すのは、『The Introverted Leader: Building on Your Quiet Strength(内向的なリーダー:静かな強さを武器にする)』の著者ジェニファー・カーンワイラ―(Jennifer Kahnweiler)だ。「内向的な人間は、そうやってバッテリーを満タンにしてから、世の中に出ていって、人々と素晴らしい関係を築く」

それに対して外向的なタイプは、他者と交わることや、議論して問題を解決することからエネルギーを得る。もっとも、こうした内向性や外向性という特性は、イエスかノーかという絶対的な基準ではない。こうした特性はスペクトル上にあり、大半の人はその中間に位置しているのだ。

起業家として成功するなら、絶対に外向的でなければならないなどということはない。ビジネスの成功には、賢く決断を下し、問題を解決することが大事だ。ビル・ゲイツやイーロン・マスク、ウォーレン・バフェットに聞いてみればいい。彼らはみな、自分は内向的な人間であると述べている。

では、内向的な人間がなぜ起業家として成功するのかについて、いくつかの理由を紹介していこう。

内向的な人間は、独創的な思索家である


内向性と創造性はつながっている。世界的に名の知れた一流の発明家や作家、起業家を思い出してほしい。彼らの大半は内向的な性格だ。内向的な人間は、作品や仕事を通じて自らの創造性を発揮することに喜びを見出す人たちなのだ。

たとえばスティーブ・ウォズニアックは、その自伝『アップルを創った怪物─もうひとりの創業者、ウォズニアック自伝』(邦訳:ダイヤモンド社)で、こう述べている。

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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