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国際的なAIコンペティションプラットフォーム「Kaggle」。

そこに参加する優秀なKagglerたちの目の前には今、キャリアの選択肢が無数に存在している。

Kagglerのキャリア選択とは、AIエンジニアリングのスキルをどの領域で発揮するかを決める作業とも言えよう。「AI x 〇〇」の「〇〇」に、一体何を当てはめるべきか──?

「AI x クリエーティブ」という掛け算に魅力を感じたと語るのは、2020年6月に電通デジタルに入社したKaggleマスターの村田秀樹。

「Kaggle」は世界的なAIコンペティション。そこで上位にランクインすることでメダルを獲得し、称号を得られる。村田は世界で千数百とされるKaggleマスターの称号を得ている。これまでに参加したKaggleでは4つの金メダルを獲得しており、世界でも数百人、日本人はわずか十数人とされる最高位「Kaggleグランドマスター」の称号獲得は目前。AIエンジニアになる前は10年ほど公務員をしていたという稀有なバックグラウンドも、彼の知名度に貢献している。

異色のジョブチェンジを成功させ、輝かしい実績を上げてきた。文字通り、“引く手数多”だった村田はなぜ電通デジタルで働く道を選んだのだろうか?

入社から1年半。村田がこの会社に在籍する“意味”を、正面から問うた。

4,463チーム中8位──初めてのKaggleの成績は“奇跡”ではなかった


元公務員。しかも独学でAIエンジニアリングを習得したという、驚くべきバックグラウンドの持ち主である村田は、こちらが拍子抜けするほど穏やかな口調で質問に答えはじめた。

大学では数学を学んでいた。卒業後は国家公務員として霞ヶ関の省庁などで10年ほど勤めたが、その間にAIやプログラミングに触れる機会は一切なかった。

村田の中で何かが変わりはじめたのは、世間がAIに湧く様子を知ったとき。

最初は、仕事の合間にAI関連の本を読み、また勉強会などに参加して知識の習得を目指した。少し経つと分析するデータを求めKaggleなどのコンペにも参加するようになっていたという。

一体、AIの何にそこまで惹かれたのだろう?

「単純ですが、今まではできなかったことが実現できるようになることですね。面白いなと思った実用例の一つは、競馬の予測。データを分析して結果を予想し続けた結果、収益がプラスになっている人がいると知って。今までは人の経験や勘に頼って予想していたものなのに、その結果を高確率で予測できるのはすごいと思いました」

「面白そう」という小さな好奇心は、徐々に村田のアイデンティティへと進化していく。

コンペに参加し、データ分析の精度を競うのはとにかく楽しかった。でも働きながらでは、今以上の成果を出せそうにない──

村田はついに公務員の職を捨て、AIエンジニアを本気で目指す覚悟を決めた。

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専業Kagglerとして分析に打ち込みながら、貯金を切り崩す日々。ところが先の見えない生活は、思いのほか早く一つ目の成果を残すことができた。退職後に初めて参加したKaggleのコンペで、村田は4,463チーム中8位という信じ難い高成績を残したのだ。

「奇跡だと思いました。この世界に入って最初に得た手応えでしたね」

謙虚な言葉とは裏腹に、村田は「Kaggleマスター」の称号(金メダル1個、銀メダル2個の取得が必要)を退職から1年以内に獲得。最初の結果が“奇跡”などではなかったことは、その後の彼の活躍が十分に証明している。

誰もが頷く実績を残してきた村田がAIエンジニアとしての最初の就職先に選んだのは、電通デジタルだった。

「元々クリエーティブに興味があったので、アイデアを出すのが得意な人たちと働いてみたい“ミーハー魂”がありました(笑)。また就職してもKaggleをやり続けたかったので、その環境が整っていたのはありがたかったです。Kaggleに対する理解が深い企業だと感じました」

「こんな頭の使い方は初めて」クリエーターから得た刺激


村田は現在、データ/AIとクリエーティビティの融合を目指す「アドバンストクリエーティブセンター(ACRC)」に所属している。開発しているのは、過去の広告データをもとに広告効果の予測をする「バナー広告等の効果予測モデル」だ。

AIが「効果が低い」と判断した広告は、出稿前に見直しが入る。そんな“防波堤”的な使われ方を目指しているという。また、クライアントへの提案時、このAIが決め手の一つとなったときは、「Kaggleで学んだことは無駄じゃなかった」と強く感じたそうだ。

さらにやりがいを見出したシーンとして、村田はあるプロジェクトを紹介してくれた。

「ACRCでは年に一回、『ソーシャルプロジェクト』という取り組みを行なっています。AIやクリエーティブの力を使って社会課題を解決するアイデアをACRC内で募り、集まった案の中から採用されたものを企業などに提案し、社会課題の解決を目指すんです。

私は、他チームが提案した『TEHAI(てはい)』(指名⼿配被疑者の現在の姿をAIが予測することにより検挙率UPを狙う)プロジェクトを手伝わせてもらいました。AIの技術とクリエーティブの力を使って社会課題解決に取り組むのは、すごく面白かったですし、こんな使い方もできるんだという発見になりました」

「AI x クリエーティブ」の道を進んだ先で気付いた、「AI x 社会課題」の可能性。今まで磨いてきたスキルがこんな風に世の中の役に立つとは、村田も予想していなかったのだろう。

「ACRCで働いていると、他のメンバーの課題の捉え方やアイデアが形になる過程を見られるのが面白い」と語る。AIエンジニアだけでなくクリエーターも含めて、周囲から大きな影響を受けている様子だ。

「Kaggleもそうですが、今までは『このデータをもとに、この精度を出してください』というように、やるべきことが最初に決まっているケースがほとんどでした。でもACRCには『AIを使って何をやるか?』から考える機会があります。こういう頭の使い方はしたことがなかったので、個人でやっていた頃にはなかった楽しさを感じています」

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生活の中心はKaggle。電通デジタルには毎日、“趣味”に没頭できる環境がある


電通デジタル入社後も、村田の日常の中心には常にKaggleがある。

平日は18時頃に仕事を終えると、子どもをお風呂に入れ、その後はひたすらKaggle。「一日中分析していますね」と笑う村田の表情を見る限り、生活に対する満足度はかなり高そうだ。

「残業は少なく、繁忙期であっても上司が業務量を調整してくれるので生活リズムが乱れることはありません。電通グループで働くことに対して『忙しそう』というイメージを抱いている人もいると思いますが、本当にホワイトな働き方ができています」

村田には今、電通デジタルで叶えたい二つの夢があるという。

一つは、AIエンジニアリングのスキルを活かした「クリエーターの業務支援」。広告の効果予測モデルの開発とともに、バナー制作者に効果の高いデザインを提案する「サジェスト機能」の追加を検討しているそうだ。

もう一つは「チーム作り」。Kaggleで鍛えた高い分析力を持つメンバーの採用を強化し、AIとクリエーティブの両方に長けた他にはないチームをACRCで作りたいと意気込む。

採用にも積極的に関わっている村田は、どんなAIエンジニアが電通デジタルに入るべきだと考えているのだろうか?

「一言で言うと、興味の幅が広い人ですね。ACRCのメンバー約100人のうちAIエンジニアリングを行なうのは自分を含めて3人だけ、残りはクリエーティブディレクター・コピーライター・アートディレクターなど、自分とは畑違いの領域で活躍するメンバーたちです。クリエーターが集まる多彩な人材の組織ですから、刺激を受けたい方には、ぴったりの環境だと思います。

それから、人の興味を引いたり人の心を揺さぶることにAIを活用したい人にも当社はおすすめです。『AI x クリエーティブ』の掛け算でものを生み出す面白さを知ってもらえると思います」

そう実感を込めて語った。AIエンジニアとしての仕事の充実度は、きっと公務員の頃とは大きく異なるのだろう。当然のように聞いてみると「そんなことはありませんよ」と、意外な答えが返ってきた。

「公務員時代も仕事は本当に面白かったんです。大きな役割を任されていて、やりがいがありました。ただあまりに忙しかったので、この仕事だけに人生を捧げるのはちょっと嫌だなと。その点、今は自分の身に付けたい能力を伸ばしながら働けているので、人生の満足度は高いですね」

譲れない好きなものがある。Kaggleも仕事も心から楽しむ村田は、これからも優れたクリエーターたちとともに「今までなかったもの」を続々と世に生み出していくのだろう。

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