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多くのコワーキング・プラットフォームにとって、パンデミックの時代は問題山積の時代だ。その一方で、この業界には最近、コワーキングというコンセプトを微調整した新たなアプローチが登場している。

コワーキング企業は、床面積をただ貸すのではなく、自らのスペースを魅力的にコントロールしている。起業家市場のなかの独特なニッチを狙ったり、あるいは、活気あふれる刺激的な場所で、自らのコワーキング・スペースを確立しているこうした企業は、スタートアップや大企業や個人事業主たちの中から、適切な借り手を見つけている。

過去19カ月のパンデミックによってオフィス不動産セクターで生じた激変を受けて、先述したような借り手や、その他のオフィスを探す人々は、コワーキングの場でいっそう積極的に、新しいことを試すようになっている。新たなコワーキングアプローチは、オフィスや会議、コラボレーションのスペースに関して、これまでにない新たなひねりが加わった、使いやすい選択肢を生んでいる。

楽しめる環境


その一例が、ザ・コーディッシュ・カンパニーズ(The Cordish Companies)だ。同社は先ごろ、傘下のコワーキング企業スパーク(Spark)を拡張した。同社のコワーキング・スペースは、仕事の世界から離れた、魅力的な目的地が溢れる娯楽地区にあえて配されている。例えば、飲食店やナイトライフのメッカや、MLB(メジャーリーグベースボール)のスタジアムの近くにあるのだ。

例えば、最近発表されたミズーリ州セントルイスのスパーク施設は、MLBチーム「セントルイス・カージナルス」の本拠地「ブッシュ・スタジアム」を取り巻くボールパーク・ビレッジの中にある。カージナルスはこの施設に出資しており、かなりの力を入れている。

また、テキサス州アーリントンにも、まもなく野球と関わりのあるスパーク施設ができる。MLBチーム「テキサス・レンジャーズ」との提携だ。

こうした施設の先駆けとなったのは、ミズーリ州カンザスシティで、「カンザスシティ・ロイヤルズ」と提携した「スパークKC」で、こちらはすでに100%埋まっている。2020年秋に登場したスパークKCは、カンザスシティ・パワー・アンド・ライト地区の高級アパートメント「Two Light」の中にある。

翻訳=梅田智世/ガリレオ

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