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TERADAT SANTIVIVUT / Getty Images

ピーター・ティールなどの著名投資家の支援を受けるブロックチェーン企業ブロックワン(Block.one)の子会社の、新たな形の暗号通貨取引所の「ブリッシュ(Bullish)」が11月30日、初期段階のオペレーションとして機関投資家向けの営業を開始した。同社は今後、一般投資家向けの営業を開始する。

ブリッシュは現時点でビットコイン、イーサリアム、EOS、USDコインを提供しており、今後はさらに提供できるデジタル資産を増やしていく。

ブリッシュの最初の顧客には、ニューヨークを拠点とするマーケットメーキング会社Virtu Financialの米国外の関連会社と、香港を拠点とする暗号通貨取引会社のAmber Groupが含まれている。

ブリッシュは、ピーター・ティールやヘッジファンドマネージャーのアラン・ハワードとルイス・ベーコン、香港の実業家のリチャード・リーなどの著名投資家グループが支援するブロックワンの子会社として、今年初めに設立された。同社は将来的に、自動化されたマーケットメイキングやレンディング、ポートフォリオ管理ツールを顧客に提供する計画だ。

「ブリッシュは、デジタル資産への安全なエクスポージャーを求める投資家のニーズを満たすために設計され、革新的な流動性とポートフォリオ管理オプションを備えている」と、ブロックワンのCEOでブリッシュの会長を務めるブレンダン・ブルマーは述べた。

ブリッシュは当初、30億ドルの資産を、自動融資やマーケットメイク機能を促進する流動性プールで利用可能にする。ブロックワンは暗号通貨EOSのオープンソースネットワークを開発しており、ブリッシュには、ブロックワンのブロックチェーンソフトウェア「EOSIO」が組み込まれる。

ブリッシュは、SPAC(特別買収目的会社)のFar Peak Acquisition Corp.との合併でニューヨーク証券取引所に上場する予定だ。ブルマーは合併完了後の新会社の会長に就任し、CEOにはFar PeakのCEOのトーマス・ファーレイが就任する。ファーレイは、2018年5月までニューヨーク証券取引所の社長を務めていた。

ブリッシュは今年初め、英国領ジブラルタルの金融監督機関のジブラルタル金融サービス委員会(GFSC)から分散型台帳技術(DLT)のライセンスを取得していた。

「ジブラルタルは、世界で初めてDLTをサポートする法律を制定した区域として、ブロックチェーンと暗号通貨の主要なハブになりつつある」と、ブルマーはその当時語っていた。

編集=上田裕資

仮想通貨ピーター・ティール

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