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谷本:多くの企業は、マーケットデータを集めて、そのデータに合わせて製品を出していくわけじゃないですか。しかし、そうではなくて、自分たちのオリジナリティに寄り添いながら、自分達で責任をとって内から発信していくこと。お三方のお話は示唆深いです。ところで、社会との接面を見つけた時に、そこにこれまでなかった新しい肩書きが生まれる時代になってきていると思いますが、お三方はまさにこれまでなかったようなポジショニングを作られてこられましたよね?

KiNG:私の場合、ちょっとやってみて、といった軽い調子で引き受けた事が、やるからには頑張りたいと尽力して、今に至ったような気がします。「責任を持ちながらも、軽く返事をする」。不安に思っても、プロへの可能性は開けますから。

AMI:私たちはアート制作も始めました。まだ、アーティストと呼べる段階ではありませんが、自分達が楽しいと思える事を増やしていって、それが将来的に何か形になれば、すごく幸せな事。例え上手く出来なくても、心をオープンにして挑戦してみると、可能性が生まれます。

AYA:私は実は、肩書きには意識を置いていなくて。例えば、KiNGさんはKiNGさん。まず人物ありきなんだと思います。AMIAYAに興味を持ってくれた方がちょっと深堀りしてくださったら、音楽やアートもやっているんだと知る、みたいな事です。

KiNG:肩書きは、ツールであって、他人に伝えやすくするラベルに過ぎないと思います。でも安心材料でもあるから、肩書きが必要な場面もありますよね。

谷本:それでは、残りの時間、ご来場されたお客様からのご質問を承ります。

お客様:今までの人生で影響を受けた出来事や人は、いますか?

AMI:人というより、影響を受けた言葉があります。イヴ・サンローランさんの“ファッションは人生だ”というワード。その人にとって、ファッションって思想であり、生き方を語るものなので、強く胸を打たれました。

AYA:ジェレミー・スコットさんです。2018年にH&MとMOSCHINOのキャンペーンモデルに私達を抜擢してくださった方です。ジェレミーは、日本のカルチャーやファッションにすごく興味をお持ちで、日本人として、めちゃくちゃ嬉しかったです。日本のカルチャーがかっこよくて世界的に認められた体験を経て、もっと自分達が世界にアピールしていきたいと感じるきっかけにもなりました。


Photography Kazunari Tani(joylouss_Tokyo)

谷本:本日、フラワーアーティストの花千代さんもいらしているのですが、花千代さんからも、是非伺いたいと思います。

花千代:影響を受けた方というと、色々な方のお顔が浮かびますが、インテリアデザイナーのアイリス・アプフェルさん。ファッション・アイコンにもなっている100歳のアイリスさんに、一度お会いしてみたいです。

文=中村麻美

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