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谷本:お三方は、日本だけでなく世界中にファンがいる存在ですが、海外で成功する戦略などをお聞かせ下さい。

KiNG:“世界規模で突き詰めていく”。これにつきます。元々、私は派手屋さんなので(笑)、派手な作品を20年以上作ってきました。材料にはこだわりがあって、日本にしかない素材を吟味したり、世界中のバイヤーから、本当に良いものを手に入れたりしています。“メイド・イン・トーキョー”として、東京から世界に発信する事を意識しています。一方、クライアントからの依頼に関しては、自分の経験値から、色味の足し方であったり、好まれる仕様であったりを考慮しつつ作り上げていきます。その辺りの感覚が、20年続いた理由なのかもしれません。

谷本:感覚的な事というか、センスを選別していくという事なのですね?

KiNG:そうです。しかも24時間体制です。中国や台湾で出店していた時は、ビジネス相手から夜中の2時だろうが3時だろうが、連絡が来ます(笑)。いいね!と心がときめいたら、仕事を受けてしまいます。“チャンスの神様は前髪にしかない”じゃないですが、“ちょっと考えさせていただきます”という言葉は、仕事ではほとんど使った事がないですね。

谷本:運もエネルギー体なので、そこをどう掴むかというお話ですね。AMIAYAさんは、世界と日本を考えた時にいかがですか?

AMI:AMIAYAでしか表現できない世界を発信していく事に尽きるのだと思います。自分達に似たスタイルの人が存在せず、どんな服を着てもAMIAYAになるという。

AYA:海外に出た時に感じたのは、自分達のアイデンティティを前に出す事、自分らしくいる事です。そのように考えるように切り替えてからは、生きやすくなりました。


Photography Kazunari Tani(joylous_Tokyo)

谷本:追究していくうえで、最先端の情報の取り入れ方であったり、感性の磨き方をお聞かせ下さいますか?

AMI:行動あるのみです。自分が動く事で、種をまいてチャンスを掴んでいく経験をしてきたので、行動する事の重要性を実感しています。

KiNG:私達は、サイバーやイノベーターとして、誰かを追うよりも自分たちがクリエイトや発信していくことに責任を取りながら、まずは自分軸の偏愛を実践する事が大切ですよね。

文=中村麻美

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