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谷本:なるほど。長寿企業もそうですが、長きにわたって第一線にいる方達は、まさにリジェネラティブを重ねてきた歴史があるからこそ、今も輝き続けているみたいなところがありますよね。AMIAYAさんも、ずっと輝きを放っていらっしゃいますが、気をつけている事などございますか?


Photography Kazunari Tani(joylous_Tokyo)

AMI:活動をしていくうえで大切にしている事は、オリジナリティです。特に、海外に出て行った時など、印象に残る存在でいる事がすごく重要。例えば、アイキャッチャーの方法のひとつとして、髪をピンクに染めたり、カラフルな服を纏ったり。自分たちのアイデンティティをブランディングしていく事で、今のキャリアに繋がっているような気がします。

AYA:オリジナリティが大事だと思ったきっかけは、2016年のミラノコレクションです。ドルチェ&ガッバーナさんのショーに招待していただいたのですが、華やかな場所に身を置いた瞬間、自分たちに足りないものが透けて見えました。帰りの機内で見た映画『ミス・ペレグリンと奇妙な子供たち』に、全く同じ容姿を持った双子のキャラクターが登場するのですが、私たちの答えは、これだ!と閃きまして。オリジナリティを大切にしようと答えが見つかったのです。だから、KiNGさんの“カイロス”という自分的時空間というのは、私達の大切な部分と繋がっていて、とても嬉しく思いました。


Photography Kazunari Tani(joylous_Tokyo)

KiNG:嬉しいです!2016年のNYコレクション位から、2人ともばっちりピンクで。AMIAYAちゃんのスイッチが変わったと感じた事を鮮明に覚えています。

AMI:日本で活動する時に、知らず知らずに制限をかけていました。派手過ぎるかな?奇抜過ぎるかな?と。人と違う事をするのは、変わった人に見られるのでは、という意識が働いていたのですが、自分の好きなファッションを身につけて、自分の殻を破っていいんだとミラノで吹っ切れました。

谷本:お三方に伺いたいのは、ひととき世界で注目される事は、すごい事ですが、注目をされ続ける事は、もっともっと難しいことだと思います。光が強いほど、消費されて消えてしまうことも少なくない。注目をされ続けていられるコツをお聞かせくださいますか?

KiNG:“背骨”をしっかりと持つ事です。折れないように弾力性を持って、でも筋を通しながらも変わるところは柔軟性を持つ、というスタイルで。長い人生、注目される時とされない時と、揺らぐ時期がありますが、外的要因に一喜一憂しないように、自分の心の“ときめき”を大切にしています。

AYA:モチベーションをいつも高く保つようにしています。常に2人でアップデートしていくというか。2020年の緊急事態宣言の時、先の見えない不安な状況を変えたくて、ハッシュタグ“LOVE FASHION LOVE YOURSELF”と、SNSで発信しました。外出できず家にいたとしても、お気に入りの服を着て、ちょっとメイクするだけでも気分が晴れます。これからもポジティブなエネルギーを皆にシェアしていきたいです。

文=中村麻美

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