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サラ・ブレイクリー(Photo by Rick Diamond/Getty Images for GCAPP)

シェイプウェア(補正下着)ブランド、米スパンクス(Spanx)の創業者であるサラ・ブレイクリーCEO(50)が、ビリオネアに返り咲くことになりそうだ。

米投資ファンド大手のブラックストーンは10月20日、スパンクスの株式の過半数を購入することで同社と合意したと発表した。スパンクスの評価額は12億ドル(約1360億円)としている。

両社はいずれも、今後のブレイクリーの株式保有割合を明らかにしていない。ただ、ブラックストーンは「過半数」を購入すると公表していることから、ブレイクリーが手元に49%を残す可能性もある。ブレイクリーは21年前に自ら設立したスパンクスの会長となり、引き続き同社の経営に関わるという。

ブラックストーンとの合意についてブレイクリーは、全員が女性で構成された同社の担当チームを称賛。スパンクスにおける自身の今後の役割については、「最大のポテンシャルを発揮することができるよう支援する」と述べている。

ブレイクリーは長年にわたって、スパンクスに対する外部からの資金の受け入れを拒否。財務状況についても、詳細を明かしてこなかった。ここ数年は競争の激化に悩まされており、さらに新型コロナウイルスのパンデミックで大きな打撃を受けたことから、フォーブスは今年6月、ブレイクリー個人の資産はおよそ7億5000万ドルに減少したと推定している。

だが、そのブレイクリーの資産は、ブラックスト―ンへの自社株の売却と、その他の資産(NBAのアトランタホークスの株と4000万ドル相当の不動産など所有)を合わせて、およそ12億ドルに急増するとみられる。フォーブスは新たに示した推計についてコメントを求めているが、今のところ返答は得られていない。

ブレイクリーは41歳だった2012年、自力で財を成した最年少の「セルフメイド・ウーマン」として、フォーブスの世界長者番付にランクイン。3月に出版された米国版の表紙を飾っていた。

ライバル登場とコロナ禍で苦戦


スパンクスはかつて、シェイプウェアの代名詞ともいえる存在だった。だが、ここ数年、このカテゴリーでは競争が激化。さらに新型コロナウイルスのパンデミックで、深刻な打撃を受けている。

編集=木内涼子

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