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言葉を丁寧に選びながら、誇らしそうに自らの仕事を語る二人。胸に強い好奇心を秘めていることを、瞳が物語っている。

その姿は“好奇心は年齢と共に衰えるものではない”ということを教えてくれているようだ。

今回の記事の主人公、田(チョン)将寿と工藤 晃は、映像エッジAIプラットフォーム「EDGEMATRIXサービス」を展開するEDGEMATRIX(エッジマトリクス)を創業当初から支えているエンジニアである。

「うちに集まるのは、人にお願いするよりも、自分でやりたがる人たちばかり。社員だけでなく社長さえも現場に行ってこうしよう、ああしようと。皆“好奇心の塊”みたいな人間ですよ」と、取材に同席した同社代表取締役副社長の本橋信也が言う。

少年のように純粋な好奇心を宿す人間が集まるEDGEMATRIX。一方で彼らは「大人な会社」を自称している。“大人”には年齢だけでなく、別の意味も含まれているらしい。

本記事では「やりたがり」な二人のエンジニアに仕事観を語ってもらうと共に、「大人な会社」が持つ意味合いを紐解いていく。

「Do It Myself」。業務が細分化された大企業と、正反対の場を求めて


「本当に何でもできるんだな、と思います。社内外から次々と寄せられるリクワイアメントに対して、『ちょっと待ってください』と言いつつ、あっという間に対応していますから」

副社長の本橋信也は、P&S開発本部サービス開発部部長の田に絶大な信頼を置いている。

田は「水面下ではバタバタしているんですよ」と謙遜するが、この人に任せれば大丈夫だろうと周囲に安心感を抱かせるオーラが、田の仕事の堅実さを物語っていた。

彼らが開発しているのは、IPカメラで撮影した映像をAIにより現場(エッジ)で分析するデバイス「Edge AI Box」だ。クラウドを介さないためリアルタイムでの検知が可能であり、密集状況などを素早く発見する必要があるコロナ禍において急激にニーズが高まっている。

搭載するアプリを入れ替えれば、防犯や安全管理などの用途でさまざまな現場に応用可能。その利便性から、将来的にはスマートシティへの導入も高く期待されている。

話を田の仕事に戻すが、彼が関わる業務範囲は驚異的だ。サーバー構成やネットワークの構築を決めるインフラ関係から、サービスを動かすためのデータベースの設計、ソフトウェアやウェブコンソールの開発までたった一人で手掛けているという。

そんな田のモットーは“Do It Myself”。仕事以外の時間の過ごし方について聞くと、「何でも自分の手で作ることが好きなんです」と、口元を緩めた。

「車をいじるのも好きですし、家のドアやテレビのアンテナの調子が悪くなった時も自分で直します。根底にあるのは好奇心ですね。裏側をこの目で見てみたい、自分の手で触ってみたいという気持ちが強いんです」

自らの興味の赴くままに学生時代からプログラミングを始め、スマホが普及する以前のガラケー時代は、NTTドコモの携帯電話などで実行できるアプリの動作用Java VMの開発に携わってきた。前職ではIoTデバイスやスマートフォンのサーバー周りの開発を18年間担ったという。

経験の豊富さから、転職活動中は各社から引く手数多だったはず。そんな中、創業間もないEDGEMATRIXへの入社を決めたのはなぜなのか。

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P&S開発本部 サービス開発部 部長 田将寿

「やることがたくさんあって面白そうだなと思ったんです。前職は組織が大きくて一人の役割が細かく分かれていましたが、全く正反対の場に身を置くのもいいかなと。待遇面でも見劣りしない上に、ゼロから開発を始める醍醐味が得られる貴重な機会だと思いましたね」

EDGEMATRIXには、自身の好奇心を原動力に、業務範囲を制限せず突き進める環境があった。今後の展望について聞くと、物静かな田の声が力強さを帯びた。

「EDGEMATRIXサービスは、今後社会で広く使われるサービスです。誰でも簡単に使えるようにして、将来はそこらじゅうに転がっているぐらい、どこにでもある状態にできたら嬉しいですね」

50代でキャリアチェンジ。AIに魅せられ、再びエンジニアに


「自分にフィットしない仕事をしていた頃は、言われたことをやれば十分だと思っていました。でも、好きな仕事だと自分が納得できるところまでやるものですね」

そう明るく語るのは、開発一筋の田とは対照的なキャリアを歩んできた工藤だ。

現在P&S開発本部サービス開発部でエッジAIエンジニアとして活躍している彼は、30代まで外資系スマホメーカーでソフトウェア開発に10年以上携わったのち、商品開発に職種変更した。

開発の現場からは一旦離れたものの、マーケティングデータをAIで分析できると知った瞬間、眠りかけていた工藤のエンジニア魂が息を吹き返した。近年急速に発達したAI技術に、工藤はすっかり魅せられてしまったのだ。

AIを自分の手で扱えるようになりたい──。そんな想いが高じて、会社を退職。再び開発職を目指そうとキャリアチェンジを決意した時、工藤はすでに50代に入っていたという。ゼロからAIを学び、フリーランスの機械学習エンジニアとして経験を積み重ねていった。

「会社を辞めてからは、自分でも信じられないぐらい勉強しました。そこまでのめり込めたのは、とにかく面白かったから。昔と違って、ツールやライブラリを活用すれば比較的手軽にAIを活用できるんだと知って。この技術にはいろんな可能性があるだろうなと感じました」

工藤は現在、田が開発したサーバーを経由して、ユーザーがエッジ(現場)のAIをリモートで操作できる仕組みを手掛けている。工藤の業務はデバイス上でAIアプリがどう動くのかを熟知している必要があるため、入社前の学習経験は大いに活かされていると語った。

EDGEMATRIXに入社後、工藤はこれまで以上に大切にするようになった“基本”があるという。

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P&S開発本部 サービス開発部 エッジAIエンジニア 工藤晃

「『正しい情報を集め、それをもとに論理的に考える』という習慣です。想定外の事象が発生したときに、その原因を先入観で判断してしまうのではなく、しっかりログを取ったり現場の人にヒアリングしたりして情報を集める。それをもとに論理的に原因を絞っていくアプローチを重視しています。その結果、自分でもしっくりくる原因を見つけられた時は、結果が伴うケースが多いですね」

守りだけでなく、攻めの姿勢も忘れていない。「年齢的にはチャレンジング」と言いつつも、向上心溢れる工藤氏の成長は止まる所を知らない。

「今後、新しい技術の習得が必要になるようなパラダイムシフトは必ず起こるはず。そのタイミングでしっかりキャッチアップして、エンジニアとして最先端のサービス開発に貢献し続けたいです」

「カルチャーがない」、それがEDGEMATRIXのカルチャー


EDGEMATRIXでは、田や工藤のように純粋な好奇心を原動力とするエンジニアが伸び伸びと働いている。組織を一言で表すなら「大人の会社」だと、副社長の本橋は言った。

「大人と子どもの違いは、親の管理下にあるかどうかです。EDGEMATRIXは独立したプロフェッショナルの集まりなので、行き過ぎた管理は必要ありません。管理コストを必要最低限に抑え、各々が心地良く働ける環境を整えたいんです」(本橋)

エンジニアの二人も、「確かに大人な会社だと思う」と口を揃えた。

「自律的に動ける人が揃っているので、お互いの責任を自然と果たしています。私は工藤さんの管理者ですが、やっていることと言えばアウトプットの確認程度で、いわゆる行動管理は一切行っていません。フルリモートの勤務も、行動管理が不要だから上手くいくんですよね。一方で、離れていても社員同士で助け合ったり相談することに対する壁もない。フランクに何でも意見交換できる社風があります」(田)

カルチャーがないのが、EDGEMATRIXのカルチャーなのでは?──工藤がふと、そんな言葉を口にした。

「こう振舞わなければいけないとか、こう考えなければいけないとか、いわゆる行動規範のようなものを押し付けられた記憶はありません。個人が自律しているので、必要ないのだと思います」(工藤)

近年のスタートアップの中には、自社のカルチャーを掲げ、それを社員に定着させるためにあの手この手を講じる企業も多い。

一方、EDGEMATRIXではそうした取り組みが積極的には行われていないにもかかわらず、各々の社員が進むべき方向性へと自然に向かっていくまとまりがある。それは、社員一人ひとりが自らの存在意義を認識し、高い能力を有しているからこそ可能な在り方だろう。

本橋が付け加えるように言った。

「平穏で波風の立たない会社というわけではありません。むしろ、朝令暮改や変化は当たり前にあります。それに対してプロ意識を持って平静を保って対応すること。そして自分で居心地の良い環境を作っていくという意識を持つことも“大人”としての大事な要素ですね」

今後はどんなメンバーの参画を心待ちにしているのだろうか?

「人に投げず、しかし抱え込まずに完遂できる人」

田はそう短く答えた。自らの好奇心に突き動かされるように働き、成し遂げる。そんな「大人の生き方」を謳歌できるスタートアップが、ここにある。

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