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「たとえば、何らかの情報を耳にして『悪い知らせだ』と思ったときはたいてい、事情がまだよくわかっていないだけなのです。(中略)私はこれまで、『良い知らせか、悪い知らせかはわからない』というたくさんの事態に対応してきました。

何かを獲得したときでも、『良い知らせか、悪い知らせかは、まだわからない。時間が経てば判明する』と考えるのです。悪いことがあっても、『良い知らせか、悪い知らせかはわからない、様子を見てみよう』と考えるのです。

そして、時間が経てばわかるという姿勢をずっと維持していると、見えてくることがあります。それは、組織にとって起こりうる最悪の事態だと思ったことは得てして、起こりうる最高の状況に転じる場合がある、ということです」


(c)Getty Images

勇気とは「傷つきやすさ」


バーンスタインは、キャリアで方向転換をするときに、次のような基本ステップを心がけてきた。

・転職するときは、自分のスキルと才能すべてを新しい仕事に注ぎ込むこと。そうすれば、企業文化にまったく新たな独自の視点をもたらすことができる。

・学びながら進んでいくこと。キャリアで方向転換をするうちに新たなスキルが身に着くのだと考え、自信を深めよう。

・出発点は到着点ではないことを忘れてはならない。この先も、いくたびか方向転換をしながらキャリアを積んでいくことになる。変化を受け入れる姿勢を持つことで、成功はますます加速するだろう。

バーンスタインは最後に、「人は経験を積んでいくうちに、より自分らしくなれることを理解するでしょう」と言い、「勇気」についてこう説明した。

「経験を積むほど、自分という人間の透明度が増し、傷つきやすくなるのです。ヤードNYCは、知性と美、勇気を柱にしていますが、私たちは、勇気のなかに存在する傷つきやすさについて語っています。勇気という言葉から思い浮かぶのは必ずしも自信だけではありません。勇気とは傷つきやすさです。自分が何に苦しんでいるかを共有できることなのです」

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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