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(C)vangoghmuseum

19世紀の有名なオランダ人画家、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(Vincent Van Gogh)の新たに再発見されたドローイングが、今週からアムステルダムで展示されることが分かった。新たな作品がゴッホ作と認められることは「非常に珍しい」とされる。

「Study for Worn Out」と呼ばれるこの作品は、椅子に座って頭を抱えている年配の男性を描いた鉛筆画で、ゴッホが1882年に描いた「Worn Out(疲れ果てて)」の習作とされている。

この作品は、オランダの首都アムステルダムにあるゴッホ美術館で初公開され、9月17日から一般公開される。


美術館の声明によると、この作品はゴッホの作品に見られる「社会的弱者への共感」というテーマを反映しているという。この作品を所有する匿名のオーナーは、ゴッホ美術館に鑑定を依頼し、本物であることが確認された。同作は来年1月2日まで展示された後、オーナーに返還される。

ゴッホ美術館のエミリー・ゴーデンカー館長は声明で、「ゴッホとその同時代の作品を専門に扱う我々は、今回の発見をとても喜んでいる。新たな作品がゴッホのものと確認されるのは、非常に珍しいことだ」と述べている。

1853年生まれのゴッホは、1880年に絵を描き始め、10年間で数百点の絵画などを制作したが、晩年は精神的な問題に悩まさ1890年に37歳で自ら命を絶った。ゴッホが有名になったのは死後のことで、今では彼の作品は世界中で展示されている。

今年3月には、ゴッホの別の未公開作品がパリの「サザビーズ」のオークションに出品され、約1500万ドル(約17億円)で落札されていた。

編集=上田裕資

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