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シモーネ・バイルス(Photo by Ali Atmaca/Anadolu Agency via Getty Images)

米国体操女子のシモーネ・バイルスが3日、東京オリンピックの種目別平均台に出場し、銅メダルを獲得した。リオデジャネイロ大会4冠のバイルスは今大会でも活躍が期待されていたが、メンタルヘルス面の不調を理由に個人総合決勝などを棄権していた。それでも最後に種目別で技を披露し、メダルを得たことは、中継したNBCテレビや彼女の多くのスポンサーにとってもありがたいものだっただろう。


シモーネ・バイルス(Photo by Ali Atmaca/Anadolu Agency via Getty Images)

バイルスは間違いなく、今大会に出場したアスリートのなかで最も市場価値の高いアスリートの一人である。フォーブスの推定では、企業とのエンドースメント契約によって年に少なくとも500万ドル(約5億5000万円)の収入を得ている。

バイルスとパートナー契約を結んでいる企業やブランドには、アスレタ、スキンケアブランド「SK-2」、ビザ、ユナイテッド航空、モンデリーズの菓子ブランド「オレオ」、プロテイン飲料ブランド「コアパワー」、歯列矯正器具ブランド「キャンディッド」、体操ウェアブランド「GKエリート」、体操器具ブランド「スピート・アメリカ」、ウーバーイーツ、マスタークラス、フェイスブックウォッチなど十数にのぼる。

バイルスのエンドースメント収入は、ほかの多くのオリンピックスター選手を上回っている。たとえば、今大会で2個の金メダルを獲得し、アディダスやラルフローレン、ハーシーズの「リーシズ」ブランドなどと契約している競泳のケイティー・レデッキーのエンドースメント収入は、フォーブスの推定で年間約300万ドル(約3億3000万円)となっている。


ケイティー・レデッキー(Photo by Elif Ozturk Ozgoncu/Anadolu Agency via Getty Images)

今大会の米国代表選手ではこのほか、サッカーのフォワード、アレックス・モーガンは500万ドル、バスケットボールのスター選手、スー・バードは100万ドル(約1億1000万円)をコート外で稼いでいる。

過去にオリンピックに出場した経験のあるアスリートには、バイルスよりもはるかに高い収入を得ていた人もいる。フォーブスの2016年の推定では、ジャマイカの陸上短距離選手、ウサイン・ボルトは1年で3250万ドル(現在のレートで約36億円)を稼ぎ、うち3000万ドルはトラック外の収入だった。

アスリート全体に広げるとさらに高所得の選手がおり、フォーブスの2021年のランキングによると1年で1億ドル(約110億円)超稼いだ選手も4人いる。

バイルスは全米で9月下旬に開催されるエキシビジョン大会「ゴールド・オーバー・アメリカ・ツアー」に出場する予定だ。

編集=江戸伸禎

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