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Forbes JAPAN Web編集部

提供:DREAMBEER

夏本番に向けビール需要が高まるなか、コロナ禍の家飲みも重なり、ビールサーバーの売れ行きが好調だ。

東急ハンズでは、缶ビールに取り付けるハンディタイプのサーバーが人気で、家飲みのほか、アウトドア需要も増えているという。

楽天市場では、2020年のビールサーバー(出店店舗の)売り上げ総額が、19年と比べ約56%増加。今年1〜4月は、前年同期比約206%となった。Yahoo!ショッピングでも、20年度の売り上げ総額は前年度に比べ、1.8倍増加した。

楽天広報は「長引くコロナ禍で家飲み需要が高まり、2021年も自宅で注ぎたてが飲めるビールサーバー人気が継続していると見られる」と話す。

大手2社の会員制ビールサービス


本格的なビールを求めるニーズに応えようと、大手メーカーでは、数年前から準備を重ねてきた。

いち早く参入したのはキリンビールで、2017年に会員制ビールサーバー「ホームタップ」の提供を開始した。供給体制など、サービス基盤が整ったことから、今年3月に本格的な展開に踏み切った。

月額8250円(税込)からで、月2回、計4リットルのビールとレンタルサーバーが届く。定番から期間限定まで、常時3〜4種類のビールが楽しめるなど、ラインナップも充実している。

早くから会員を獲得してきたキリンは、21年末までに10万人の会員数獲得を目指すという。

売って終わりにしない


アサヒビールは、17年から事業構想を始め、今年4月から会員制ビール「THE DRAFTERS(ドラフターズ)」の募集を開始した。レンタルできるサーバーの台数に限りがあるため、プレ会員を募り月々抽選を行う。

キリンの後を追うアサヒは、21年度中に3万人の会員獲得を狙うが、5月末時点で、すでにプレ会員は約1万8000人という盛況っぷりだ。こちらも月2回の定期配送だが、同じ4リットルで、価格はキリンよりも安い7980円(税込)に設定した。

ビール
Getty Images

アサヒは、会員との継続的な関係構築にも力を入れており、「共創」をキーワードに、会員と共にサービスを創り上げることを目指す。

広報担当者は「LINEのオープンチャットなど、双方向のコミュニケーションの場を用意する予定。売って終わりではなく、継続してお客様をフォローできる体制を構築する」と話す。

利用者との直接接点を持つことで、生の声を取り入れ、サービスを向上していく狙いだ。

文=露原直人

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