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フレグランス部門の運営は現在、フェラガモ パルファムで最高商業責任者(CCO)を務めていたテオドラ・セヴァスタキエヴァ(Teodora Sevastakieva)が担っている。フォーブス・コムではフェラガモグループに問い合わせたが、インターパルファムとの交渉が正式な契約に至った場合に、同部門が解散ないし縮小されるのか否かに関して、コメントは得られなかった。

一方、1982年創業のインターパルファムは、さまざまな価格帯のフレグランスについて豊富なノウハウを持っている。同社は、全世界で数多くのブランドと独占ライセンス契約を結び、香水や化粧品を製造している。

その提携先は、アバクロンビー&フィッチやコーチ、Guess(ゲス)のような比較的カジュアルなブランドから、ダンヒル、ジミー チュウ、カール・ラガーフェルド、ヴァン クリーフ&アーペルのようなハイエンドの高級ブランドまで多岐にわたる。インターパルファムはまた、ランバンのフレグランス部門や、フランスのブランド、ロシャス(Rochas)のオーナーでもある。

インターパルファムの売上は好調を維持しており、これはフェラガモ パルファムと好対照だ。2021年第1四半期の売上高は前年同期比で大幅増を記録しており、あと少しで2億ドルに届く状態だ。新型コロナウイルスの感染拡大が始まる以前の2019年同四半期と比較しても11%増となっている。

売上増が最も著しかった地域は、北米(56%増)とアジア(34%)だった。インターパルファムによれば、ロックダウンが解除され、店舗の営業が再開した地域で、業績が特に好調だったという。

インターパルファムのCEO、ジャン・マダール(Jean Madar)は5月中旬の発言のなかで、具体的な名前こそ挙げなかったものの、さらに多くのブランドのライセンスを取得したいと明言していた。

マダールは次のように語っていた。「当社では、成長ペースを加速するために、将来的なライセンス契約の締結に向けて積極的に動いている。その対象となるのは、フレグランス事業の活性化に向けて新たなパートナーを探しているブランドだ。もちろん、正式合意に至る保証はないが、当社のポートフォリオに価値あるブランドを加えることは、企業としての最優先事項だ」

翻訳=長谷睦/ガリレオ

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