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何をNFTにできるのか?


デジタルアートやあなたのツイート、音楽など、デジタル媒体なら何でもNFTにできる。だが、今の盛り上がりの中心にあるのは、アートに関するNFTだ。では、これについて詳しく説明するために、いくつかの例をご紹介しよう。

グライムスによる56秒の動画作品は、約39万ドルで落札された。また、デジタルアーティスト、ビープル(Beeple)が制作した60秒の動画には660万ドルの値がついた。「Gucci柄のゴースト」というGIFファイルは、当初3600ドルで販売されたが、今では1万6300ドルで売り出されている。

これがアート収集の未来の形だと考える人もいる。考えてみれば納得がいく話だ。NFTは、クリエイターにとっては作品を販売する新たなプラットフォームとなる。さらに、転売されるたびに、作品を制作したクリエイターが著作権使用料を手にできるようにする設定も可能だ。

買い手にはどんなメリットが?


買い手の側に目を移すと、NFTを購入した者には、基本的な使用に関する権利が与えられる。つまり、これだけ高価なものを買ったのだと自慢したり、購入したことを証明するブロックチェーンエントリーを添えて投稿したりする権利だ。だがここから、話はややこしくなる。

実は、NFTは複製可能なのだ。つまり、600万ドルで売れたビープルの動画の複製は、誰でも手にすることができる。これも、アート作品だと考えれば理解できる。モネの絵画には多くの複製画が存在するが、オリジナル作品は1点だけだ。キャンペーンなどで「シリアルナンバー付きトレーディングカード」が複数発行されることとも似ている。

参入障壁が低いため、一部にはこれをポケモン収集と同じようなものだと考えている人たちもいる。自分のツイートなど、何でも好きなものをNFTとして出品して、それを買いたいという人が現れたらラッキー、というわけだ。これはつまり、NFTに関しては、誰もが起業家になれるということでもある。

NFTブームに自分も参加したい時はどうすればいい?


NFTのブームには、誰でも参加できる。では具体的に、どこを目指せば良いのだろう? オープンシー(OpenSea)、ラリブル(Rarible)、ニフティ・ゲートウェイ(Nifty Gateway)など、選択肢はいくつかある。

誰かのツイートに応札したい、あるいは自分のツイートを売りに出したい場合には、セント(Cent)が運営するバリュアブルズ(Valuables)がある。これらのサイトは、基本的にはマーケットプレイスだ。

ただし、ツイートが売れた場合でも、手にするのはドルではなく、暗号通貨になる。つまり……ブロックチェーン上の資産ということだ。さてこれで、NFTの基礎知識は身についたはずだ。これを生かして、ぜひ自分のNFTを作成してみてほしい。

翻訳=長谷睦/ガリレオ

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