フォーブス共同編集者

スナップチャットCEO エヴァン・シュピーゲル(Steve Jennings/Getty Images for TechCrunch)

少し前までは、SNSのインフルエンサーにとってスナップチャットはあまり魅力的な場所ではなかった。彼らの多くはユーチューブやインスタグラム、TikTokなどから収益を得てきた。しかし、その状況は急速に変化している。

スナップチャットのエヴァン・シュピーゲルCEOは5月20日、インフルエンサーとブランドがつながり、パートナーシップを結ぶための場所「クリエイター・マーケットプレイス」の立ち上げを宣言した。同様な交流の場は、TikTokが昨年から始動し、フェイスブックも設立を検討中だ。

「スナップチャットは、クリエイターがプラットフォーム上でビジネスを構築するための道筋を作っていく」と、同社のグループプロダクトマネージャーのZach Lupeiは述べた。

約10年の歴史を持つスナップチャットは、主にメッセージングツールとして利用されてきたが、数年前に「Discover」ページが追加され、著名人の動画が掲載されるようになってから、変化が訪れた。しかし、Discoverには、他のアプリのように一般ユーザーのコンテンツは含まれていない。

そこでスナップチャットは、昨年11月に「スポットライト(Spotlight)」フィードを追加し、人気の動画クリップを投稿したユーザーたちに1日最大100万ドル報酬を支払うことにした。

スナップチャットの主要なライバル企業はいずれも、同様の取り組みを行っており、ユーザーをアプリにつなぎとめてくれるクリエイターを支援している。スナップチャットはここ最近、ユーザー数を増加させており、現在の月間ユーザー数は5億人を超えている。

同社は、他のSNSアプリの間でも導入が進むインフルエンサーへの投げ銭機能や、新たな動画編集ツールを追加すると発表した。

しかし、インフルエンサーを呼び込むためにはコストがかかるため、スナップチャットは来月からスポットライトで支払う報酬の額を変更する予定という。「この変化は、今後のより柔軟な取り組みを促進するためのものだ」と、同社のタレントパートナーシップ部門のJim Shepherdは述べた。

スナップチャットは、この変更がクリエイターへの支払い額の増加につながるのか、それとも減少を意味するのかについては言及していない。

編集=上田裕資

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