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暗い、汚い、臭い、怖い公共トイレに革命! THE TOKYO TOILET(日本財団)




課題:公共トイレは入りづらい……

公園や通りに設置されている公共トイレには、ネガティブなイメージがあり、利用しづらいという声がある。例えば、公園のトイレに入ろうとして、内部がきれいかどうか、あるいは中に誰も隠れていないかどうかが気になって利用をためらってしまう。衛生面や防犯面での懸念を払拭することはできないだろうか?

アイデア:「透明なトイレ」なら怖くない

クリエイティブの力で、トイレのネガティブイメージを刷新。16人の著名な建築家やデザイナーが、性別、年齢、障害を問わず、誰もが快適に使用できる新しい公共トイレを考案した。建築家の坂茂が手がけたのは、ガラス張りの透明なトイレ。透明な外壁のガラスが、施錠すると不透明になる新技術が使われている。

成果:いつでも安心して快適に使用できる

東京都渋谷区の協力を得て、区内17カ所に新公共トイレを設置。それぞれのコンセプトで、いつでも安心して快適に使用できるトイレが誕生したことで、訪れる人が増え、かつ次の人のためを思う「おもてなし」の心の醸成にもつながっている。快適なトイレを維持するために、メンテナンス面でも検討を重ねている。

間違いも受け入れる「やさしい世界」を創出 注文をまちがえる料理店




課題:認知症と向き合うことがストレスに

高齢化に伴い、認知症が年々増加。認知症患者に対し「こうじゃないといけない」という鋳型に押し込めようとする傾向にあり、介護現場が窮屈になっている。

アイデア:物忘れをポジティブにとらえる

認知症の人が接客を務める飲食店を企画。注文どおりの料理が来るかどうかはわからない。だが、間違いも受け入れ、むしろそれを楽しめるような場にした。

成果:活動が全国に広がり 海外からも注目

2017年にプレオープンするとメディアからの取材が殺到。海外でも取り上げられ、大きな話題に。2018年に一般社団法人化し、募金などを通じて活動を継続。

文=フォーブス ジャパン編集部

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