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最先端の経済誌「Forbes JAPAN」の記事紹介


子どもの便秘を「設計」で解消 プティ トワレ(ジャクエツ)




課題:現代の子どもたち実は便秘がち

食生活や生活リズムの変化で、便秘が低年齢化。毎日排便していない小児は30〜40%といわれる。便秘は健康面のみならず、集中力を低下させ学力にも悪影響。

アイデア:ふんばりやすい子ども用便座を開発

座るだけで自然と排せつしやすい姿勢が取れるよう検証を行い、やや前傾の姿勢を取る便座形状に。子ども特有の流し残し解消のため、洗浄レバーにも工夫。

成果:子どもも大人も心地よいトイレ空間の誕生

排せつのしやすさと同時に、流しやすさ、飛沫防止、掃除のしやすさも追求。シンプルかつ優しい造形で、子どもも大人も使いやすく心地よいデザインが実現。

お寺が生み出す「新しい循環」社会 おてらおやつクラブ




課題:子どもの貧困が深刻

2013年に大阪で母子が餓死状態で発見される事件が起き、子どもの貧困が浮き彫りに。一方で、お寺にはお布施やお供物としてたくさんの食べ物がある。

アイデア:お寺の「ある」と社会の「ない」をつなげよう

お寺に集まる「おそなえ」を、専門団体と連携して子どものいる貧困家庭に「おすそわけ」する試みを開始。全国1440カ寺、約500の支援団体が趣旨に賛同。

成果:貧困家庭支援を通して地域社会の営み再構築

各地のお寺や支援団体、檀家や信徒、地域の人々が協力し、貧困問題の解決を目指すことで、支援対象者が身近な地域で支援を受けられるように。

課税の「性差別」にウィットで反撃 タンポンブック(The Female Company)




課題:生理用品が「贅沢品」!? 高課税は女性差別だ

ドイツの消費税率は基本的に19%。食品や本などの日用品は7%の軽減税率が適用される。ところが生理用品は日用品に含まれておらず、ワインやたばこと同じ19%の消費税がかかる。この税率が定められた1963年当時、ドイツの連邦議会議員は全員男性だったことが、課税の性差別を生んだと考えられる。

アイデア:税率の低い「本」にして発売

2人のドイツ人女性起業家が、軽減税率が適用される「本」に目をつけた。 SCHOLZ & FRIENDSの協力でタンポン15個を付録にした書籍として販売。通常は税率19%のタンポンが7%の消費税で買えるというわけだ。書籍本体には、生理にまつわる有益な情報や、ジェンダーギャップに疑問を呈する文章を掲載。

成果:署名運動が起こり 議会を動かした!

本は即日完売、第2版も1週間足らずで売り切れた。ドイツの政治家たちもこのタンポンブックをSNSでシェアするようになり、生理用品の税率の法改正を求める署名運動に発展。約20万人の署名を集め、連邦議会は2020年1月から税率7%に引き下げると決定。

文=フォーブス ジャパン編集部

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