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合意していないことより合意していることの方が多い

将来の上司になるかもしれない人とあなたは、どちらも一定の不安を感じているだけでなく、今後一緒に働きたいという希望や共通の目標に向かって取り組みを始める熱意など、より前向きなことも共有している。また、相性も合い、互いに心から好意が持てることが理想だ。

内定は金銭や役職、タイミングなど、交渉の対象となるただの細かな条件だ。もっと大きな視点で見ると、反対していることよりも同意していることの方が多い。交渉が白熱しているように感じたら、合意していることに焦点を戻すようにしよう。相手が自分の懸念事項について議論する機会を与えてくれることに感謝する。その仕事についてのわくわくした気持ちを強調すること。仕事は結局のところ、内定だけではないのだ。

私は採用に関わって23年になる。その間、交渉の段階で内定が取り消された事例を見たのは1度だけだ。

この原因は、候補者が要求し過ぎたことではなかった。候補者は既に交渉を行い、給与は大幅にアップしていた。しかしこの候補者は、格上げされた新たな内定を口頭で承諾後、さらに多くの額を求めて数日後に再度交渉を始めたのだ。この候補者が約束を破ったため、この企業はもうこの候補者を信用しなかった。確かにこの企業はいら立っていたが、真の問題は誠実さだった。食い違いが生じたのは金銭面ではなく、約束が破られたことだったのだ。

確かに、今後雇用主となるかもしれない企業をいら立たせたり怒らせたり、払いのけたりするようなことは避けたいだろう。しかし、あなたがほしいものや自分に得る資格があるものを求めても、そうはならない。雇用主を怒らせることではなく、自分の価値を過小評価されることの方を心配しよう。

翻訳・編集=出田静

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