警察の対応に疑問の声


ソーシャルメディアでこうしたやり取りがなされ、トランプが6日に首都で「ワイルドな」集会を開くと呼びかけていたにも関わらず、なぜ首都警察は議事堂を守るための十分な準備ができなかったのだろうか。

首都は警戒態勢を取っていた。州兵が配置され、議事堂の警備にあたる警官2000人も動員されていた。それにもかかわらず、暴徒化した支持者らは瞬く間に議事堂周辺のバリケードを突破し、西側正面から乱入した。

そして、支持者らが建物の内部に侵入してから排除されるまでには4時間近くがかかった。首都警察は、敷地内でパイプ爆弾や火炎瓶が入ったクーラー・ボックスも押収したという。

ソーシャルメディアでシェアされた写真や動画から、乱入してきた支持者の1人の要求に応じ、一緒にセルフィーに写っていた警官がいることが分かっている。また、敷地内に置かれた安全柵を動かし、支持者の侵入を助けた警官たちもいた。

評論家らは、こうした警官たちの態度について、昨夏の人種差別に抗議するブラック・ライブズ・マター(BLM)運動のデモ行進と、今回の暴動への対応の違いを指摘している。首都ワシントンのカール・ラシーン司法長官はCNNに対し、「この違いは衝撃的だ」と述べている。

編集=木内涼子

PICK UP

あなたにおすすめ