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(c) NVIDIA

ビデオ会議の難点の一つと言えるのが、画質が荒くアイコンタクトをとるのが難しい場合があることだ。しかし、エヌビディアが開発したAIソフトウェアの「Maxine」があれば、そんな悩みも解決できそうだ。

エヌビディアは10月5日、開発者向けのウェブ会議プラットフォームである「NVIDIA Maxine」を発表した。このプラットフォームはクラウドに置かれた同社のGPUで、AIを使って動画や音声を処理し、ビデオ会議の画質を向上させると同時に様々な機能を利用可能にする。

Maxineのソリューションを用いると、AIの力で動画が使用する帯域が大幅に圧縮されるため、ネットの接続速度が遅い環境でもスムーズな映像が実現できる。さらに、横からのカメラアングルを正面からの映像に修正したり、「Gaze Correction」と呼ばれる機能では参加者の視線が合うように顔の向きをリアルタイムで変更することも可能になる。

これらの機能は、微妙に気味が悪いものでもあるが、一度でも試してみればその快適さが実感できるはずだ。なぜなら、会議の場でアイコンタクトは非常に重要だからだ。

さらに顔の位置を自動的にセンターに調整するオートフレーム機能や、翻訳やキャプション機能なども用意されている。オートフレームは、部屋を移動しながら会議をする場合などに役立つし、翻訳やキャプション機能を用いれば、話の内容をより正確に伝達できる。

そしてもう一つ、画期的な機能と言えるのがアバターだ。寝起きなどで人前にあまり顔を出したくない場合は、表情に合わせて変化する3Dアバターを用いて会議に参加できるのだ。

エヌビディアは現在、AI開発者やビデオ会議サービスの運営者を対象にMaxineへの早期アクセスを受け付け中だ。このサービスが一般ユーザー向けに公開される日が今から楽しみだ。

編集=上田裕資

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