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for Startups,Inc.運営のSTARTUP DB編集部による連載


Photo electron Soul


調達額:6億2000万円(融資含む)
調達先:日本郵政キャピタル / JMTCキャピタル / 第一生命保険 / エイチーム / 岡三キャピタルパートナーズ / 静岡キャピタル / OKBキャピタル / 十六リース
融資先:商工組合中央金庫
備考:1億円の長期融資 / 5億2000万円の第三者割当増資 / 静岡キャピタルは、あいぎんファンドを通じて出資

主に電子ビーム発生装置及び素子の研究、開発をおこなう名古屋大学発のスタートアップ。名古屋大学は同分野においてスタンフォード大学などと競い合っており、世界トップレベルの実績を誇る。

同社は電子顕微鏡等の微細な検査が必要となる分野で画期的な電子ビーム技術を生みだしており、時間制御の自由度が非常に高く、単位時間あたりの電子量が桁違いに多い技術を用いた「半導体フォトカソード」と呼ばれる方式の電子ビームを開発した。

従来の方法であれば、電子を撮影するために必要な工程において起こってしまう対象物の動きが収まるまで待たなければいけない観測スループットの時間が1〜10分ほどかかるが、「半導体フォトカソード」は早い撮像、"瞬撮"が可能という特徴から分単位からミリ秒単位まで早める事が出来る。

これらを新薬の探索に応用すると、メカニズムの解明やタンパク質の形を明らかに出来るために現在のような網羅的アプローチを取る必要がなくなり、新薬の探索コストを劇的に下げる事が出来るというものだ。

同社の半導体フォトソカード型電子ビーム技術により、従来技術では実現困難なレベルでの大きな電流密度、さらには高い制御性を持った電子ビームを生成し、これを半導体検査に適用することで飛躍的なスループット向上を目指している。

2020年7月には、日本郵政キャピタルを含む8社を引受先とする第三者割当増資と商工組合中央金庫からの融資で合計6億2000万円の資金調達を実施した。

この資金を活用し、半導体検査装置における電子ビーム生成装置のグローバルシェア50%を目指して事業開発や製品製造に取り組む方針だ。

ジグザグ


調達額:3億円(融資含む)
調達先:モバイル・インターネットキャピタル
融資先:みずほ銀行 / 日本政策金融公庫
備考:シリーズAラウンド

世界中の「欲しい」に応えることをコンセプトに越境EC支援サービス「WorldshoppingBIZ」の提供を行なっているスタートアップ。

同サービスは、注文受付や商品代理購入、海外配送まで一貫して行うことができる。通常ネット通販は、言語の違いや海外配送など高いハードルが存在するという問題を抱えているが、このような不安を全て同社が解決することによって販売者は安心して簡単に海外販売を展開することができる。

また、低価格で導入可能で、設定はjavascriptをECサイトに1行追加するだけで完了するといたって簡単である。決済については、PaypalやAlipayなど多様な決済手段に対応しており、不正決済のリスクを防ぐことができる。

2018年10月にはモバイル・インターネットキャピタル、都築国際育英財団を引受先とする1億1500万円の資金調達を行なったことを発表。また、2020年7月にもモバイル・インターネットキャピタルを引受先とした第三者割当増資及び金融機関からの借入により、総額約3億円の資金調達を実施した。

この資金により「WorldShopping BIZ」の事業成長の加速、及びサービスの拡充を狙う様子だ。

文=STARTUP DB

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