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時計製造の全てがここに集約させて複雑化する時計製造の現場を効率化し、より仕事がしやすい環境を整えたのだ。新工場「PP6」は2019年に完成し、2020年の初頭から時計製造を開始。そしてこの「カラトラバ6007A」が、新工場完成後に発表された“初めての新作”ということになる。

パテック フィリップはこれまでにも、本社や本店サロンの完成を記念してスペシャルピースを作ってきたが、デザインや機構に凝ったものが多かった。ところが今回の落成記念モデル「カラトラバ6007A」は、端正なドレスウォッチである。ただしケース素材にあえてステンレススティールを使用したり、カーボンパターンの模様を加えたり、織物風のエンボス加工を入れたカーフスキンでストラップを製作したりと、様々な“新しい工夫”を取り入れてきた。

なぜなら新工場PP6は、これから20年、30年先を見据えて作られた工場であるから。つまり2020年最初の新作「カラトラバ6007A」は、パテック フィリップの未来像を感じることができる時計なのである。


自動巻き式ながら、ケースの厚みは9.07㎜とスリムにまとめている。


インデックスや針には夜光塗料が塗布され、モダンさを加えている。

文=篠田哲生

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