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フォーブス ジャパン編集部 エディター


これまでの焼き増しではなく「再設計」


対個人だけでなく、対チームとのコミュニケーションにも課題を感じている人は多い。参加者のなかには、毎日朝会を行い、オンラインでも顔を合わせるタイミングをつくったという人もいた。

「朝会は1日のパフォーマンスを最大化するための対話、夕会は1日の体験を学びに変えるための対話にすることも有効です。一日で一番モチベーションが高まっている朝会では、「この一日をどう過ごせると良いのか」というリーダーとしての問いを投げかけ、チームで議論する時間を設けます。結論を出すことではなく、その問いに向けてメンバーの考えが建設的になることが目的です。その結果や学びを夕会で話し合えれば、メンバーの行動と自己成長が促進されます」

ミーティングこそ、お互いの顔を見て話せる絶好の機会だった。それができない今、これまでのやりとりを取り戻すことはできるのだろうか?

「今は、人が集まる場をデザインしていくチャンスです。今までのコミュニケーションをただオンライン化するのではなく、失ったものを大切にしつつ『人が集まることの意味』をメンバーと話し合う。そのうえで、ミーティングの意図や目的に合わせたツールを選んでいく。コミュニケーションの焼き増しではなく、再設計していくことにヒントがあります」

そしてイベントは、ウゴク代表の木村憲仁のこのひと言で締めくくられた。

「リモートワークで自宅から出ない日が続いている今、生活が単調になり、よくも悪くも感情変化が少なくなっています。だからこそ、一人ひとりのメンバーの内面的なコンディションや新たな学びを議題に上げる。そうやって、外的な刺激が少なくともコミュニケーションが広がるようなインプットを持ち寄る場を作り出していくことが、新たなワークスタイルの中で求められているのではないでしょうか」

文=福岡 夏樹

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