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世界が直面する課題の解決方法


これらのリスク要因を念頭に置いて、高齢者をはじめとして、誰もがとれる対策があります。

1. 常用している治療薬とその他の必要品を十分確保しておく


高齢者と慢性疾患を有する人が感染の影響を受けやすいことを踏まえ、CDCでは、外出できなくなったときに備えて数週間分の治療薬と必需品を入手可能にしておくよう、米国に在住するすべての人に助言しています。食品やその他の必要な医薬品の残量を注視し、それらの物資がなくなった場合にどうするか、あらかじめ計画しておきます。

家族に対しては、大切な他の家族が服用している治療薬を把握し、手元に余分に蓄えておくために自分にできることがないか、確認しておきます。

2. 身の回りを衛生的に保つ


一番に推奨されるのは、石鹸と水を使って最低20秒以上、こまめに手を洗うことと、手を洗えない場合のために手指消毒剤を携帯することです。自宅や職場は定期的に消毒剤で拭き、清潔にします。電子機器には特に注意します。

3. 多世代が生活する環境に対応する


地域社会と同様、家庭も多世代で構成され、リスクレベルの異なるさまざまな人がひとつ屋根の下で生活しています。そのため、家庭ではそのメンバー全員のリスクを考える必要があります。考慮すべき重要な点のひとつは、多くの高齢者が、子供のように頻繁に風邪をひく、他の家族と共に生活していることです。

家庭ですぐに変えられることがあります。それは、食べ物や水筒、台所用品など、個人用のものを共用するのをやめること。また、可能な場合は病気の家族の部屋を別にして、健康な家族との接触を避けます。トイレや浴室も、可能なら病気の人と分けて使うようにします。



4. 介護提供に関わる入念な計画を立てておく


高齢者の場合、介護をする側、または介護を受ける側のいずれでもあり得ます。介護をする人も受ける人も、電話やメールによる連絡方法など、事態に備えた計画を話し合っておくことが必要です。自分の介護者が罹患した際に誰に介護をお願いするか、決めておきます。

介護をする人と介護を受ける人は、地域社会で新型コロナウイルス感染が発生した場合や、いずれかにその兆候が表れた場合に、お互いをウイルスに晒さないよう協力し合うことが求められます。介護施設の入居者を介護している人であれば、状況を注視し、ほかの入居者たちの健康状態をこまめに尋ね、そこでアウトブレイク(大発生)が起こった場合の計画を把握しておきます。

文=Erwin Tan, Director, Health Thought Leadership, AARP

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