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普通じゃない普通の女性たちの海外挑戦


━━自分のブランド以外に携わっていることはありますか?

携わっているプロジェクトはいくつもあります。

ファッション・コンサルティングで得た知識を活かし、若いファッション会社のビジネス・インキュベーションをしています。そのうちの一つはきのこで「革」を作っています。年数の浅い会社と仕事をして投資の世界に触れるようになって、ベンチャー・キャピタリスト、エンジェル投資家、ファミリー・オフィスのような投資家のコミュニティはお互いもっと協力し合えばいいし、投資の世界はもっと民主化されればいいと思うようになりました。

それがきっかけで、2018年に大西洋両岸のリーダーを結びつけるビジネス・プラットフォーム兼投資家クラブ「アトランティック・ソサイエティ」を立ち上げました。交流会や少人数の食事会を通じて多様なコミュニティを繋げて意見・情報交換をしてもらうようにしています。

「アトランティック・ソサイエティ」は、メンターを探している人、メンターになりたい女性投資家、女性起業家、そして様々な分野で働いている女性に交流の場を提供しています。もちろん男性の参加も大事なので、男性にも入ってもらっています。

━━働いている若者へのアドバイスはありますか?

最初のアドバイスは、自分の「やりたいこと」に忠実でいれば最後はなんとなる、という確信、自信を持つことです。これはとても大事です。

ファッション業界に入ったとき、将来どんな仕事をするのか全く想像できませんでした。未知の領域に入ったようでした。そのときは心配も不安もありましたけど、最後はなんとかなる、という自信を持っていました。

一つの例を紹介します。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションの出願エッセイにアレキサンダー・マックイーンで仕事をしたいことについて書きました。ロンドンの学校に入って数カ月後、私はアレキサンダー・マックイーンの婦人服担当の下でインターンシップをしていました。夢がすでに叶ったのです。

2番目のアドバイスは、インスピレーションを与えてくれる人たちの中に身を置くべきだということです。女性も男性も、私のまわりには私を見守ってくれた人がたくさんいました。彼ら彼女らのおかげでいろんな仕事ができたと思います。

あなたを成長させる、インスピレーションを与えてくれる人たち、そして自分と違う人たちに囲まれることはとてもいいことです。短い人生を自分と全く同じ人たちと一緒に過ごすなんてもったいない!



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シャウドリーのように、複数の国や業界を跨いでキャリアを積み上げる人は増えてきている。
様々な人と交流をして刺激を受けて、キャリアが変わっても「共通している自分独自の強み」を見つけ、人生にいかしているシャウドリーに見習いたい。

文=エリー・ウォーノック、写真=Rahul Khona

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