I write life and career advice for twentysomething women.

ジョナサン・ヴァン・ネス/Getty Images

ネットフリックスの番組『クィア・アイ』の陽気な美容担当ジョナサン・ヴァン・ネスは先日、回顧録『Over the Top: A Raw Journey to Self-Love』を発売した。温かさとポジティブさにあふれるジョナサンは同著で、読者を故郷のイリノイ州クインシーへといざない、自己肯定に奮闘しながら自分の体やうつ、セクシュアリティーを受け入れた20代の体験をつづっている。

ブックカバーには「ポジティブさと喜びを振りまくジョナサン。でもそんな彼の人生は常にゴージャスなわけではなかった」と書かれている。これは、ジョナサンが米中西部の小さな町でクィアの子どもとして成長する中で経験した数々の苦難を考えると控えめな表現だ。ジョナサンは、自分の経験が若者たち、特に暗く孤独な時を過ごしているLGBTQ+の若者たちに希望を与えたいとの気持ちから、自分の人生で最もつらかった時の経験や、自分が抱える大きな不安を共有。自分の経験から学んだことすべてを同著に詰め込み、読者に伝えたいことを綴っている。ジョナサンが自分の人生経験から読者に学んでほしいことは次の5つだ。

1. どこかで挑戦しなくてはならない

ジョナサンは少年時代から体操とフィギュアスケートに興味を持ち、放課後に体操のレッスンを受け始めた。前方の動きはいくつかできるようになったが、後方の技は怖くで挑戦できずにいた。だがある日訪れたカントリークラブのプールで、義父のスティーブに、飛び込み台から後方宙返りをしないかと言われた。(スティーブは元トライアスロン選手で、ジョナサンは彼を「行動の男」と呼んでいる)

ジョナサンは拒否したが、義父はおまえならできると言い聞かせてジョナサンの後ろに立って、飛び込み台に連れていった。義父は両手を上げるように言ったが、ジョナサンはまだ準備ができていないと答えた。すると義父はジョナサンの腰に手を置き、体を反り返らせて押し出した。こうしてジョナサンは初めて後方ダイブをした。ジョナサンはこう書いている。

「そこまで高いわけでもなかった。1メートルの普通の飛び込み台で、落下距離が長かったわけではないけど、『ああ神様、死ななくてよかった』と思った。その後また飛び込み台に戻って、一発で後方宙返りをしてプールに飛び込んだ。こうして後ろにも行けると分かったことが、宙返り習得の第一歩となった。できないことではないと分かった」

編集=遠藤宗生

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