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──こだわりの製品について教えてください。

顔のもたつきをケアする美容機器「メディリフト」は真っ黒のマスク型で色も形も変だと、始めは社内でも賛否が分かれました。ですが、大事なことは見た目ではなく、必要とされている技術が入っているということです。例えば、この黒色は通電性と伸縮性を重視して辿り着いた電極素材の色です。この色の素材を使うことが、一番効果の実感があると判断しました。

そして使ったあとすぐに実感できるのは女性にとって一番ワクワクします。しかも表情筋のケアというのはスキンケアにはなかなかできないことだと考えています。

常に、私たちが世の中に必要な存在であるかどうかを考えています。そのためには私たちにしかできない決断をしていきたいです。

──「私たちにしかできない決断」ですか。

小学生の時からすでに、テレビドラマで、女性が男性に対して「なんであなたは〜〜なの?」と責めるようなシーンにも違和感がありました。あなた(男性)ではなくて自分でやればいいじゃない、と(笑)。

あなた任せではなく自分が決めていくことが大切だと思っています。何事も早く決めて行動してしまえば、もし失敗したとしても取り返しがつきますしね。

自分が女性だからどうだとは思ったことがありませんが、社会的に失敗ができないというプレッシャーがもしかしたら男性には強く、様々な生き方の選択肢がある女性の方が新しいことにチャレンジできる突破力があって、イノベーションに向いていると言えるかもしれません。


やまざき・きみよ◎大学卒業後、ヤーマン入社。先端電子機器事業の海外部門在任時に、最先端の美容技術に触れる。1999年より現職。その後、本格的に家庭用美容機器を展開。2012年東証一部上場。海外市場へと販路を拡大。

文=瀧口友里奈 イラスト=Willa Gebbie

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