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バーニーズ・ニューヨークの「マディソン・ゴールド」

Forbes JAPAN本誌で連載中の『紳士淑女の嗜み』。ファッションディレクターの森岡弘とベテラン編集者の小暮昌弘が「紳士淑女が持つべきアイテム」を語る。今回は7月号(5月25日発売)より、「バーニーズ ニューヨーク」のオリジナルレーベルをピックアップ。


森岡 弘(以下、森岡):今回は取り上げるのはスペシャリティストアで知られるバーニーズ ニューヨークです。

小暮昌弘(以下、小暮):バーニー・プレスマンによって1923年にアメリカのニューヨークにオープン。海外の高級ブランドをいち早く取り上げ、なかでもミラノの帝王、ジョルジオ アルマーニをアメリカで初めて扱ったストアとしてよく知られています。

森岡:私もアメリカに行くときには必ずチェックします。

小暮:ニューヨーク派のデザイナーで、多くの著作をもつアラン・フラッサー。彼が書いた『男の服装学』(平凡社刊)ではこの店のことを「世界で有数の、大きなメンズ・ショップであって、ここほど多様なスタイルが揃っている店はちょっとないのである」と書かれています。アフリカのとある統治者が自分に合うサイズのスーツを求めて、自家用ジェット機で渡米し、店にあった44点のスーツを全部買った話まで紹介されています。

森岡:海外でセレクトされたブランドのスーツも充実していますが、バーニーズ ニューヨークのオリジナルのアイテムはどれも素晴らしい出来栄えです。オリジナルレーベルの代表的なアイテムとなるスーツのコンセプトは「どこに出しても恥ずかしくない世界標準=ワールドスタンダードなスーツ」です。

小暮:アメリカ、いや世界の中心とも言えるニューヨークらしいコンセプト!

森岡:オリジナルレーベルのスーツには3種類あります。クラシックなスタイルを軽やかに仕上げた“マディソン”。よりシャープなシルエットを備えた“マンハッタン”。

小暮:なるほど。ネーミングもニューヨークがモチーフですね。でもまだ2種類ですが……。

森岡:もうひとつ、オリジナルレーベルの最高峰モデル“マディソン ゴールド”がありまして、今シーズンから新たにナポリ風のスタイルが特徴的なジャケットが加わりました。今回紹介するのが、その“マディソン ゴールド”のジャケットです。

photograph by Masahiro Okamura, text by Masahiro Kogure, fashion direction by Hiroshi Morioka, illustration by Bernd Schifferdecker, edit by Akio Takashiro

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